糖タンパク質から単糖を加水分解して遊離させ、露出した単糖の還元末端部位を還元アミノ化反応により蛍光標識し、HPLC(品番;LSR1-4.6X150)により標識された単糖を分析します。付属のスタンダードで検量線を作製すれば、定量することが可能です。

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図1 フェツイン(ウシ胎児血清中の糖タンパク質)のHPLCの分析結果
3回の分析結果を重ね合わせています。
図2 GlcN、GalN、Gal、Man、Fucの2-アミノ安 息香酸標識蛍光クロマトグラム
GluはManの後、XylはFucの前に溶出します。
図3 フェツイン由来単糖のHPLCによる検量線
※本キットは以下の理由でシアル酸(NeuAc, NeuGc等)を測定することはできません。
1)シアル酸は強酸性(トリフルオロ酢酸や塩酸)下で分解されます。
2)シアル酸には、2-AAが反応するべき部位の隣にカルボン酸が存在し、安定した構造を形成することができません。
シアル酸の解析には「DMB シアル酸ラベリングキット(品番:LT-KDMB-A1)」をご使用ください。
品名 | メーカー | 品番 | 包装 | 希望販売価格 |
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Monosaccharide Release & Labeling Kit![]() |
LUD | LT-MONO-96 | 2 RXN [48サンプル/RXN] |
¥392,000 |
品名 | メーカー | 品番 | 包装 | 希望販売価格 |
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LudgerSep R1 HPLC Column![]() |
LUD | LS-R1-4.6X150 | 1 EACH [4.6 x 150 mm] |
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商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。
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