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記事ID : 47080
研究用

MERFISH2.0により、ハイプレックス解析と高感度を両立 in situ 空間遺伝子発現解析プラットフォームMERSCOPE Ultra™&国内受託サービス

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空間遺伝子発現解析は組織上位置情報を保持したまま遺伝子発現解析が可能ですが、マルチプレックス化するほど検出感度が低下し、ノイズが増加することで低発現の遺伝子を検出や、正確なセグメンテーションができないことが課題でした。
MERSCOPE Ultra™は高精度に遺伝子検出ができるMERFISH2.0技術とサンプル調製の最適化により、これらの課題を解決し、ハイプレックスと高感度・高い特異性を両立した唯一の in situ 空間遺伝子発現解析プラットフォームです。

本装置を使用した国内での受託サービスも開始いたしました。

MERSCOPE Ultraの写真

図1:MERSCOPE Ultra™

特長

  • 高感度:組織の透明化により、低発現遺伝子の解析が可能
  • 高精度:特異性が高いプローブとシグナル検出エラー耐性の高いシステムを使用
  • 柔軟なパネル設計:最大960遺伝子のカスタムパネルを、低コストで設計可能
  • マルチオミクス解析:RNAとタンパク質の同時検出に対応
  • 広範な適応性:全生物種に対応。FFPE検体などの分解が進んだRNAも検出可能

ワークフロー

MERSCOPEのワークフロー図

RNAを固定し、組織の透明化処理によりバックグラウンドを最小化した後に、 標的遺伝子へプローブをハイブリダイゼーションします。 各遺伝子に予め割り当てたバーコードを光学的に検出するイメージングラウンドを繰り返し、 組織上の数百の遺伝子を同時に検出します。

仕様

解析領域 1.25 cm2 または 3 cm2
マルチプレックス数 最大960遺伝子
光学解像度 油浸、高開口数対物レンズ
横解像度 100 nm

対象パネル

完全カスタムで1から遺伝子を選択するカスタムパネルに加え、既製品パネルにご希望の遺伝子を追加できるAdd-Onパネルをご用意しております。既製品パネル+Add-Onパネルにより、カスタマイズ性は保ったまま、パネル設計の手間や時間を削減することが可能です。

  • カスタムパネル
    遺伝子数を140、300、500、960よりご選択いただき、ご希望の遺伝子でカスタムパネルを作製します。
  • Add-Onパネル
    遺伝子数を40、80、100よりご選択いただき、ご希望の遺伝子でカスタムパネルを作製いたします。(以下の既製パネルと組み合わせて利用可能です。)
  • 既製パネル(815遺伝子)
    Human Brain Pan Human Metabolic Inflammation Cardiovascular
    ImmunoOncology Breast Cancer Colon Cancer Lung Cancer Liver Cancer
    Kidney Cancer Skin Cancer      
    Mouse Pan Neuro Pan Mouse ImmunoOncology Liver Kidney
    Cardiovascular Lung Transcription Transcription Factor B  
    既製パネルの遺伝子リストは下記のフォームからお問い合わせください。

受託サービス

弊社の札幌ラボに導入したMERSCOPE Ultra™を使用して、お客様のサンプルを評価いたします。

本サービスのイチオシポイント

  • 国内で唯一のMERSCOPE Ultra™を使用した受託サービス
  • コスモ・バイオが試験デザインからデータ解析までフルサポート
実施内容 Verification(RNAのQuality checkおよび実験条件の検討) 、 本染色
実施場所
  • サンプル調製:株式会社モルフォテクノロジー
  • イメージングおよび解析:コスモ・バイオ 札幌ラボ
受け入れ可能サンプル
  • FFPEブロック
  • 専用スライドにマウント済みの切片(FF、PFA、FFPE)
価格 お問い合わせ
納期 サンプル到着後、1〜2ヶ月程度
納品物 専用ソフトウェアVizualizerで閲覧可能な解析データ一式

データ例

健常者およびアルツハイマー病(AD)患者のヒト大脳皮質サンプルの同時解析

正常脳およびアルツハイマー病脳サンプルを用いた空間マルチオミクス解析のワークフロー図

A:全体の細胞

全細胞のUMAP解析および空間分布の画像

B:グルタミン酸作動性ニューロン

グルタミン酸作動性ニューロンのサブタイプ解析画像

図2:実験概要とクラスタリング解析
健常者とAD患者の脳から作製した凍結切片を同一スライドガラス上に配置してMERSCOPE Ultra™で解析し、960種類のRNAとAD関連タンパク質を同時にプロファイリングした(上図)。
全細胞のUMAP解析および空間分布の特定(下図A)に加え、グルタミン酸作動性ニューロンのサブタイプ解析(下図B)も可能。

Amyloid beta(Aβ)抗体との共染色および周辺細胞の分布 Aβプラークから各発現細胞からまでの距離を算出し、近傍に存在する細胞種の分布を示したグラフ

図3:Amyloid beta(Aβ)抗体との共染色および周辺細胞の分布
Aβプラーク周辺のグルタミン酸作動性ニューロン(SLC17A7)、オリゴデンドロサイト(Mog)の遺伝子発現を可視化した(左図)。
Aβプラークから各発現細胞からまでの距離を算出し、近傍に存在する細胞種の分布を示した(右図)。

参照:Vizgen 社 SFN 2025ポスター(Unlocking Insights in Alzheimer's Disease from Archived Brain Tissue Samples with High Sensitivity Spatial Transcriptomics)

文献は こちら

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03-5632-9616
受付時間:平日(9:00~17:30)

商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。

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