MHCタンパク質について
主要組織適合性複合体(MHC)は、細胞表面に存在する非常に多型性に富んだタンパク質ファミリーであり、ヒトではHLA(Human Leukocyte Antigen)としても知られています。MHCは、細胞内で分解された抗原由来のペプチドと結合してMHC-ペプチド複合体を形成し、細胞表面へと運ばれます。これらのMHC複合体は、対応するT細胞受容体(TCR)によって認識され、免疫応答を惹起します。
ヒトにおいて抗原提示に関与する主なMHC複合体は、MHCクラスIおよびMHCクラスIIです。抗原ペプチドと結合したMHCクラスIはCD8+ T細胞によって認識されます。一方、MHCクラスIIはCD4+ T細胞によって認識されます。MHC複合体を標的にすることで、腫瘍細胞の殺傷を実現することが可能です。
KACTUS社は、モノマー、テトラマー、キメラMHC、Peptide-ready MHCを含む一連のMHC複合体を開発し、腫瘍免疫療法の薬剤開発を全面的にサポートしています。KACTUS社のMHC複合体ポートフォリオは、NY-ESO-1、KRAS、AFP、HPV16などの主要なターゲットを網羅しており、免疫学研究、分子スクリーニング、TCR親和性検証、ブロッキングアッセイなどの多様なニーズに応えることができます。
Peptide-MHC
哺乳類細胞発現系によるMHCモノマーおよびテトラマー
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お手持ちのペプチドをラボ内でロードし、カスタムのモノマーやテトラマーを作製可能
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Biotinylated MHC
TCRスクリーニングなどに使用可能なビオチン標識済みMHCモノマーおよびテトラマー
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Fluorescent MHC
FACSを用いた抗原特異的T細胞の同定に使用可能
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