Labiase酵素は、乳酸菌、火落菌をはじめとする細菌類の溶菌に適した細胞壁溶解酵素です。
特長
Labiaseは、Streptomyces fulvissimus TU-6株の培養液上清より調製され、β-N-アセチル-D-グルコサミニダーゼ、ムラミダーゼを主体とする複合酵素剤で、以下のような特徴が有ります。
- 熱安定性に優れている。
- β-N- アセチル -D- グルコサミニダーゼ、ムラミダーゼ、エンドペプチダーゼ活性を有する。
- 乳酸菌および、火落菌をはじめ、その他細菌類の細胞壁をよく溶解する。
- 単独で乳酸菌のプロトプラストが調製できる。
特性
規格
500 mg/バイアル
β-N-アセチル-D-グルコサミニダーゼ活性 10 U/g 以上
形状
凍結乾燥粉末(賦形剤として乳糖を含む)
保存
4℃乾燥状態
諸性質
Levilactobacillus brevis IFO3345 を基質とした溶菌活性*1 にて温度および pH の影響を評価した。
図1.温度一括性、安定性曲線 | 図2.pH一括性、安定性曲線 |