Peroxidase 活性を測定 ペルオキシダーゼ検出プローブ

ペルオキシダーゼ活性の検出に利用できる基質です。

Amplite™ ADHP（品番：11000）

Amplite™ ADHP は、Amplex® Red と同じ化学構造で、競合他社商品よりもはるかに低いバックグラウンドの高感度蛍光性ペルオキシダーゼ基質です。ADHP は、571 nm に最大吸収、585 nm に最大放出をもつ高い蛍光性のレゾルフィンを生成します。ジヒドロフルオレセインおよびジヒドロローダミンといった他の HRP 基質とは異なり、ADHP の空気酸化は最小限です。これまで ADHP は、HRP や H₂O₂ を検出するための最も高感度で安定な蛍光性プローブとして知られています。ADHP は、多くの免疫アッセイで HRP を検出するために広く使用されています。ADHP による H₂O₂ 検出は、H₂O₂ に対して一般的に使用されるスコポレチンアッセイより、少なくとも1桁大きい感度で検出することができます。H₂O₂ は多くの酵素レドックス反応で生成されるため、オキシダーゼ活性や関連する酵素/基質、グルコース、アセチルコリン、コレステロール、L-グルタミン酸、アミノ酸などの補助因子活性を検出する共役酵素反応に使用されています。

ReadiUse™ ABTS 基質溶液（品番：11001）

ホースラディッシュペルオキシダーゼ（HRP）や HRP 結合体は、過酸化水素の存在下で ABTS 酸化を促進し、ABTS を青緑色酸化物に変えます。この色素反応は、ELISA アッセイで HRP 活性を定量するために広く使用されています。酸化した ABTS 生成物は 420 nm で最大吸収をもち、分光光度計で容易に検出することができます。

ReadiUse™ ABTS 基質溶液（品番：11001）は、マイクロウェルプレートや試験管内で HRP もしくは HRP 結合体と過酸化水素を使用する ELISA アッセイに最適化されています。ABTS 溶液は、HRP 反応を 1回の添加で完了させることができます。アッセイ溶液は過酸化水素存在下で HRP または HRP 結合体との反応の際に薄緑色に変色します。

ReadiUse™ TMB 基質溶液（品番：11003）

ReadiUse™ TMB 基質溶液は、便利で超高感度な定量基質システムを提供します。あらかじめ過酸化水素と TMB 基質が混ぜられているので、過酸化水素添加なしに HRP や HRP 結合体と反応し、青色物質を生成します。生成した青色物質は 650 nm で定量することができますが、ストップ溶液を用いることで感度を 2〜4 倍に高めることができ、それにより得られた黄色溶液を 450 nm で読み取ることができます。

図1
HRP用量応答を、ReadiUse™ TMB 基質溶液（品番：11003）を用いて 96 ウェル透明プレートで測定した。わずか 3 μU/ウェルのペルオキシダーゼが 30 分のインキュベーションで検出された。

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