ポドサイトは糸球体濾過障壁に重要な役割を担っており、ポドサイトへの障害は蛋白尿、さらには重度の腎不全を引き起こす可能性があります。 Newcells Biotech社では、ヒト腎臓組織から単離したポドサイトを用いた毒性評価を実施しています。
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ポドサイトは糸球体濾過障壁に重要な役割を担っており、ポドサイトへの障害は蛋白尿、さらには重度の腎不全を引き起こす可能性があります。 Newcells Biotech社では、ヒト腎臓組織から単離したポドサイトを用いた毒性評価を実施しています。
図1. 初代培養ポドサイト
主要なポドサイトマーカーであるNeph1およびPodocinの発現を確認した。また、繊毛マーカーであるacetylated tubulinおよびpericentrinの発現も確認された。なお、核はDAPI(青)で染色した。
図2. ポドサイトの濾過障壁機能
96-wellのTranswell®プレート上で単層培養したポドサイトを用いて、FITC-dextranの透過性を評価した。サイズおよび電荷による選択性が見られ、濾過障壁機能の維持が確認できた。
図3. 糸球体毒性評価
アドリアマイシンによる糸球体障害を確認した。濃度依存的なTEERおよび生存率の減少に加えて、FITC-dextran透過を指標にした濾過障壁機能の低下が確認された。
商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。
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