ページの本文へ移動

記事ID : 44481
研究用

ヒト初代培養ポドサイトを使用 ポドサイトを用いた糸球体毒性評価サービス

このエントリーをはてなブックマークに追加
創薬研究ツール
創薬研究ツール

ポドサイトは糸球体濾過障壁に重要な役割を担っており、ポドサイトへの障害は蛋白尿、さらには重度の腎不全を引き起こす可能性があります。 Newcells Biotech社では、ヒト腎臓組織から単離したポドサイトを用いた毒性評価を実施しています。

  • 近位尿細管モデルについてはこちら

特長

  • 試験毎に都度単離した高純度ポドサイトを使用
  • 濾過障壁機能を確認済み (図2)
  • 近位尿細管モデルと組み合わせて包括的な腎毒性評価が可能
  • 腎疾患モデルとしても利用可能

データ詳細

ヒト初代培養ポドサイト

NCE_primary_podocyte_fig1_left.jpg
NCE_primary_podocyte_fig1_center.jpg
NCE_primary_podocyte_fig1_right.jpg
 

図1. 初代培養ポドサイト
主要なポドサイトマーカーであるNeph1およびPodocinの発現を確認した。また、繊毛マーカーであるacetylated tubulinおよびpericentrinの発現も確認された。なお、核はDAPI(青)で染色した。

NCE_podocyte_filtration_barrier_function_fig2
図2. ポドサイトの濾過障壁機能
96-wellのTranswell®プレート上で単層培養したポドサイトを用いて、FITC-dextranの透過性を評価した。サイズおよび電荷による選択性が見られ、濾過障壁機能の維持が確認できた。

糸球体毒性評価

NCE_podocyte_glomerular_toxicity_assessment_fig3.jpg
図3. 糸球体毒性評価
アドリアマイシンによる糸球体障害を確認した。濃度依存的なTEERおよび生存率の減少に加えて、FITC-dextran透過を指標にした濾過障壁機能の低下が確認された。

関連サービス

創薬支援サービスに関するご相談
メールでの問い合わせ
dds_info@cosmobio.co.jp
電話でのお問い合わせ
03-5632-9616
受付時間:平日(9:00~17:30)

商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。

お問い合わせ

「ポドサイトを用いた糸球体毒性評価サービス」は、下記のカテゴリーに属しています。

メーカー・代理店一覧

サポート情報

SNSアカウント

オウンドメディア

※当社のWEBサイトはユーザーの利便性を最適にし、それを保証するためにクッキーを使用しています。
 このWEBサイトの利用を継続することで、クッキーの使用に同意することになります。

© COSMO BIO