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研究用

ウェスタン・ELISA の感度改善に有用な抗体希釈液 IMMUNO SHOT 抗原抗体反応増強用バッファー

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IMMUNO SHOTはウェスタンブロッティングやELISAの抗原・抗体反応を用いた解析で、しばしば問題になる感度不足や高いバックグラウンドを改善するための反応促進試薬です。さまざまな免疫アッセイ系に用いることができます。


無料サンプルをご用意しております!

サンプルのお申込みは こちら(WEBフォーム) から
*無料サンプルは1研究室あたり1点のみです。

特長

  • 従来法に比べ高いシグナル・低いバックグラウンド
    IMMUNO SHOTは、抗原抗体反応を促進する効果があり、界面活性剤含有緩衝液を用いる従来法に比べ数倍から数十倍の高いシグナルを得ることができます。また、 バックグラウンドが低くなるように設計されていますので、高いS/N比を得ることができます。
  • 既存品に比べ高いシグナルを得ることが可能
    IMMUNO SHOTは、高いシグナルが得られるように設計されていますので、多くの場合で既存品に比べ高いシグナルを得ることが出来ます。なお、このため従来の条件 で行うとバックグラウンドが高くなる場合もありますので、使用時には抗体濃度や反応時間等を調節し、最適の条件でご使用ください。
  • 抗体使用量の節約や反応時間の短縮に効果
    IMMUNO SHOTは、抗体使用量を減らしたい場合、少量の抗原を検出したい場合、検出時間を短縮したい場合などに有効です。
  • 高い汎用性
    IMMUNO SHOTは、ウェスタンブロッティングやELISAなど抗原抗体反応を用いたさまざまなアッセイ系に広く用いることが可能です。また、HRP(ペルオキシ ダーゼ)やAP(アルカリフォスファターゼ)などの標識酵素の活性に影響を与えませんので、これらの標識抗体を用いたアッセイ系にも使用することができま すし、発色検出、化学発光検出のいずれにも使用可能です。
  • 使用方法が容易
    IMMUNO SHOTは、希釈せずにそのまま使用できるように調製されています。使用方法は、通常使用している抗体希釈用バッファーを本試薬へ替えるだけです。

構成内容

本製品は、一次抗体反応用Reagent 1と二次抗体反応用Reagent 2で構成されており、それぞれの反応に最適化された組成となっています。それぞれの抗体反応においてReagent 1とReagent 2を使い分けてください。
アッセイ方法は従来のままで行って下さい。詳細は後述の使用例をご覧下さい。

使用例 タンパク質の検出

使用例−1 RhoG タンパク質の検出

MDA-MB-231細胞のCell Lysate
一次抗体(Reagent 1希釈):Anti-RhoG, mouse monoclonal, 1/500
二次抗体(Reagent 2希釈):Anti-mouse IgG, goat polyclonal HRP,1/3000
検出: ECL, Fuji LAS-3000

RhoG タンパク質の検出

使用例−2 diphospho-ERK (MAPK) タンパク質の検出

昆虫培養細胞(S2 cell) のCell Lysate
一次抗体(Reagent 1希釈):Anti-diphospho-ERK, mouse monoclonal, 1/5000
二次抗体(Reagent 2希釈):Anti-mouse IgG, goat polyclonal HRP,1/10000
検出: ECL, ECL用フィルム, 露光15分

diphospho-ERK (MAPK) タンパク質の検出

ELISAにおける使用例

使用例−1

ELISAのアッセイ系:HBsAg S抗原活性検出用の抗体サンドイッチELISA
結果:一次二次抗体を用いる検出系、及び一次抗体のみを用いる検出系、どれにおいても、IMMUNO SHOTはPBS-Tを用いた場合に比べはるかに高いシグナル強度を示した。
IMMUNO SHOTはA社製品より優れたシグナル強度を示した。

一次二次抗体を用いた検出系
一次二次抗体を用いた検出系

一次抗体のみを用いた検出系
一次抗体のみを用いた検出系

使用例−2

ELISAのアッセイ系:抗HBsAg抗体検出用の抗原サンドイッチELISA
結果:IMMUNO SHOTはPBS-Tを用いた場合に比べはるかに高いシグナル強度を示した。IMMUNO SHOTはA社製品よりわずかに優れたシグナル強度を示した。
ELISAのアッセイ系:抗HBsAg抗体検出用の抗原サンドイッチELISA

ウェスタンブロッティングにおける使用例

使用例-1

サンプル: Luciferase発現HepG2細胞のCell Lysate
実験方法: LysateをSDS-PAGE後にPVDF膜に転写後、一次抗体(Anti-Luciferase IgG, goat polyclonal, 1/1000)を結合後、二次抗体(Anti-Goat IgG , donkey HRP-labeled, 1/20000)を結合させた。タンパク質バンドは、ECL試薬を用いてHRP活性により生じた化学発光をChemiDoc XRS(Bio-Rad)で5分間露光することにより検出した。一次、二次抗体希釈時に、IMMUNO SHOTのReagent 1、Reagent 2、又はA社製品のSolution 1、Solution 2で希釈し、抗原抗体反応を行った。なお、NTでは一次、二次抗体ともにTBS-T (0.1 % Tween-20)で希釈した。
結果: IMMUNO SHOTはTBS-Tを用いた場合に比べはるかに強いシグナルを示した。IMMUNO SHOTはA社製品と比較すると同等以上のシグナル強度であった。
IMMUNO SHOTはTBS-Tを用いた場合に比べはるかに強いシグナルを示した。

使用例-2

サンプル: A431細胞のCell Lysate
実験方法: LysateをSDS-PAGE後にPVDF膜に転写後、一次抗体(Anti-human EGFR IgG, mouse monoclonal、1/1000)を結合後、二次抗体(Anti-mouse IgG, rabbit polyclonal HRP-labeled, 1/10000)を結合させた。タンパク質バンドは、ECL試薬を用いてHRP活性により生じた化学発光をChemiDoc XRS(Bio-Rad)で10分間露光することにより検出した。一次、二次抗体希釈時に、IMMUNO SHOTのReagent 1、Reagent 2、又はA社製品のSolution 1、Solution 2で希釈し、抗原抗体反応を行った。なお、NTでは一次、二次抗体ともにTBS-T (0.1 % Tween-20)で希釈した。
結果: IMMUNO SHOTはTBS-Tを用いた場合に比べはるかに強いシグナルを示した。
IMMUNO SHOTはTBS-Tを用いた場合に比べはるかに強いシグナルを示した。

IMMUNO SHOT 抗原抗体反応増強用バッファー

品名 メーカー 品番 包装 希望販売価格
IMMUNO SHOT Reagent 1&2詳細データ CSR IS-012-250 1 KIT
[250 mL x 2本]
¥23,000
IMMUNO SHOT Reagent 1&2詳細データ CSR IS-012-100 1 KIT
[100 mL x 2本]
¥13,000
IMMUNO SHOT Reagent 1詳細データ CSR IS-001-250 250 ML
¥13,000
IMMUNO SHOT Reagent 2詳細データ CSR IS-002-250 250 ML
¥13,000

シグナル増強試薬「IMMUNO SHOT」シリーズ

商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。

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