TLRと補体シグナリングパスウェイのクロストークについて解説致します。
また、Hycult Biotech社では TLR9(Toll-Like Receptor 9)に有効なアゴニスト CpG DNAs を販売しております。
TLRと補体シグナリングパスウェイのクロストークについて解説致します。
また、Hycult Biotech社では TLR9(Toll-Like Receptor 9)に有効なアゴニスト CpG DNAs を販売しております。
補体系と同様にTLRsも、細胞応答を開始するDAMPs(danger-associated molecular patterns)等の危険なシグナルを認識できます。ミエロイド系統の多くの細胞は、TLRsやC3(C3a、C3b/iC3b)、C5(C5a)の分解産物を誘導するDAMPレセプターを共発現するので、DAMP開始シグナル伝達は、仮定されているように簡単ではありません。
最近のデータでは、補体レセプターのシグナリングパスウェイ下流とセンサー及び伝達物質として機能する先天免疫性システムの他のレセプターとかなりのクロストークを示唆しています。先天性と適応性免疫応答における補体の重要性を知ることにより、移植だけでなく、癌、アレルギー、自己免疫の分野においての理解を深めることができるでしょう。
【参考文献】
J.Kohl, Immunol Res 2006, 34:157
TLRと補体シグナリングパスウェイのクロストーク
先天性の免役システムは、脊椎動物では見られない病原体によって発現する様々なタイプの構造物に結合する特定のレセプターを開発しています。よく知られているレセプターは、TLR9であり、細菌及びウイルスDNAにおいてCpGモチーフを認識するものがあります。
短い合成CpGオリゴデオキシヌクレオチドは、TLR9に有効にきくアゴニストです。それ故に、CpG DNAsは、TLR9活性の下流の影響を研究するうえで役立つツールで、喘息/アレルギーや癌、感染症において重要となっています。
品名 | メーカー | 品番 | 包装 | 希望販売価格 |
---|---|---|---|---|
CpG-A DNA (ODN 2216), Human/Mouse, Human![]() |
HCB | HC4037-200NMOL | 200 NMOL |
¥88,000 |
CpG-B DNA (ODN 2006), Human/Mouse![]() |
HCB | HC4039-200NMOL | 200 NMOL |
¥88,000 |
CpG-C DNA (ODN 2395), Human/Mouse, Human![]() |
HCB | HC4041-200NMOL | 200 NMOL |
¥88,000 |
CpG-B DNA, Rat![]() |
HCB | HC4040-200NMOL | 200 NMOL |
¥88,000 |
CpG-B DNA, Rabbit![]() |
HCB | HC4038-200NMOL | 200 NMOL |
¥88,000 |
Non CpG-DNA, Human![]() |
HCB | HC4034-200NMOL | 200 NMOL |
¥88,000 |
商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。
※ 表示価格について
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