mRNA-seq用のcDNAライブラリを調製するキットです(イルミナ社次世代シーケンサーに対応)。本キットは、従来のcDNAライブラリ調製キットと異なり1つの転写産物の3'末端付近に対して1断片のみを逆転写するため、「コスト・時間・サンプルを選ばない・解析の容易さ」どの点においても優れています。
↓↓QuantSeq の概要動画もございます。↓↓
発現量比較だけの案件にも、全長RNA-Seqを選んでいませんか?
QuantSeqは、遺伝子全体の構造解析ではなく遺伝子ごとの発現量比較に特化した3' mRNA-Seqライブラリ調製キットです。
転写産物の3'末端付近から1断片を作製し、発現量比較に必要な情報へシーケンスリードを集中させます。
これにより、多検体RNA-Seqに必要なリード数や解析データ量を抑え、シーケンスコストを見直すことができます。同じ予算内でN数、条件数、生物学的反復を確保したい研究に適した選択肢です。
このような方におすすめです
RNA-Seqの多検体解析費用を見直したい
多検体解析におけるライブラリ作製やシーケンス費用を抑えたい方。
全長情報ではなく、発現量比較が目的
サンプル間の発現量比較を重視したい方。
同じ予算でサンプル数・条件数・反復数を増やしたい
限られた予算内で、より多くの検体や条件で検証したい方。
RNA-Seqライブラリ調製キットを目的別に比較したい
全長解析用キットと3' RNA-Seqキットの違いを確認し、研究目的に適した手法を選びたい。
既存のイルミナシーケンサーを活用したい
新たな装置投資をせず、現在のシーケンス環境で3' RNA-Seqを導入したい。
多検体3' RNA-Seqを新しい受託メニューとして追加したい
RNA-Seq解析サービスを提供したい受託解析企業。
QuantSeqは全研究目的に応じて使い分けることで、より多くのサンプルや条件を、効率的に解析できます。発現量比較に目的を絞り、多検体解析に最適化したRNA-Seqです。
原理
本キットは、1つの転写産物あたり1断片のみを作成するため、シーケンス解析の際にリード数を抑えることができます。これにより、解析コストの低減と解析時間の短縮をすることができます。また、転写産物あたり1つの断片しか生成しないため、極めて正確な遺伝子発現値を得ることができます。解析データ数を減らせるうえに、シーケンスで読み取る配列の数(リード数)が減るためデータ解析が簡単になります。加えて、転写産物の3'末端付近のみを増幅するため、サンプル劣化による転写産物断片化の影響をほぼ受けません。そのため、FFPEサンプルなどのRIN 値※1や DV200 値※2の低い、劣化(断片化)したサンプルでもシーケンス可能です。
よって、「コスト・時間・サンプルを選ばない・解析の容易さ」どの点においても優れています。
※1 RIN値:RNA分解の指標。1〜10段階で、1に近いほどRNAの分解が進んでいることを表している。
※2 DV200値:測定したRNA中に200塩基以上のRNA断片が存在する割合。数値が低いほどRNAの断片化が進んでいることを表している。

図1. cDNAライブラリ作製-従来品との比較






















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