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記事ID : 44576
研究用

RNA修飾、mRNAの5'末端を標識に ワクシニアキャッピング酵素 GMP-Grade

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7-methylguanosineキャップ構造 (m7Gppp, Cap0) は、真核生物の mRNA に特有の特徴で、mRNA の安定性、スプライシング、核輸出、効果的な翻訳、mRNA分解に必要です。ワクシニアキャッピング酵素は、D1サブユニットとD12サブユニットのヘテロダイマーで、RNA の 5'末端に Cap0構造を付加します。D1サブユニットは、N末端の RNAトリフォスファターゼ (TPase)、グアニルトランスフェラーゼ (GTase)、C末端のグアニン-N7-メチルトランスフェラーゼ (MTase) から構成されています。D12サブユニットは MTase に結合し、刺激します。
注:mRNA Cap 2'-O-メチルトランスフェラーゼ (Kactus社 品番:GMP-MEH-VE101) は、RNA を in vivo で使用する場合、細胞の自然免疫応答を低減する Cap 1構造を生成するために必要です。

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特長

LC-MSを用いたmRNAのキャッピング効率の解析
図1. LC-MSを用いたmRNAのキャッピング効率の解析

  • 用途:RNA修飾、mRNAの5'末端を標識
  • 濃度:10 U/µL
  • Unit定義:1 unit は、37℃で1時間、80 延期の 転写物に 10 pmol の (α32P) GTP を取り込むのに必要な酵素の量と定義されている。
  • ワクチニアウイルスのキャッピング酵素の遺伝子を持つ大腸菌で発現させている。
 

ワクシニアキャッピング酵素 GMP-Grade

品名 メーカー 品番 包装 希望販売価格
Vaccinia Capping Enzyme詳細データ KCT GMP-VCS-VE101 10 K.UNIT
販売終了
Vaccinia Capping Enzyme詳細データ KCT GMP-VCS-VE101 1 MEGA.U
販売終了

商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。

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