コスモ・バイオでは質量分析に関する製品群を多数ご用意しました。
測定の鍵となる試料の前処理に対しては、「Progenta界面活性剤」がお勧めです。分解処理後でも分析に影響を及ぼさず、MS解析におけるスコアの向上も期待できます。
マトリックスはCHCA以外にも炭水化物、糖タンパク質、糖脂質など、標的毎に最適なマトリックスを多数揃えており、更にMSイメージングに最適なマトリックスまであります。一方、マトリックスを必要としないMALDIプレート「REDIchip」があり、4000Da以下のタンパク質に有効で、マトリックスによるバックグラウンドから解放され、目的のピークを検出することができます。
タンパク質の同定や翻訳後修飾の確認、あるいは分析計のキャリブレーションに用いるスタンダード(標準品)も、非常にたくさんの種類を揃えています。
糖鎖解析をされる皆さまには、クルードサンプルからのタンパク質精製、脱糖鎖、色素標識、クリーンナップの4ステップを行い、質量分析可能な糖鎖サンプル調製を4時間で達成できる製品があります。また、同位体標識した内部標準を用いて、免疫抑制剤や血中パラメーター等をLC-MS/MSで検出するキットがあります。代謝後の物質を避け、免疫学的手法で起こるような過大評価のない、より選択的な定量を行うことができます。
これらの製品が、皆さまのご研究の支援になりますことを心より願っております。