(1) GUG-b-CDE Transfection reagent-pDNA 複合体と細胞との接触時間が長すぎる。
ほとんどの付着細胞では、GUG-b-CDE Transfection reagent - pDNA 複合体と 2~3 時間インキュベートすることにより、最適な結果が得られる。しかし、感受性の高い細胞や、GUG-b-CDE Transfection reagent での処理後に極端に高い死亡率を示した細胞系の場合には、GUG-b-CDE Transfection reagent-pDNA 複合体とのインキュベーション時間を短縮する。
(2) GUG-b-CDE Transfection reagent - pDNA 複合体量が多すぎる。
細胞と複合体との接触時間の短縮にも関わらず、多くの細胞死が観察された場合には、GUG-b-CDE Transfection reagent と pDNA の比率を変えることなく GUG-b-CDE Transfection reagent - pDNA 複合体の量を減らす。
(3) 細胞へのストレス
洗浄操作は、素早く行う。温度差による細胞へのストレスを避ける。
(4) 無血清培地での長時間の培養
トランスフェクション時には、無血清培地を使用するが、その後、2〜3 時間後には最終濃度が10%になるように血清を添加して、インキュベーションを行う。