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研究用

AAT Bioquest NEWS 2021年 4月号_3 ファロイジンを使ったアクチンの標識 ~抗体標識との優位性~

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蛍光標識されたファロイジンは、生細胞や固定細胞内のアクチンフィラメントの局在化や、in vitroでの個々のアクチンフィラメントの視覚化に非常に有用です。
抗体に比べてファロイジンはサイズが小さく、フィラメントの機能特性を損なうことなく標識することができます。さらに、この小ささがF-アクチンの高密度な標識を可能にし、高解像度でより詳細な画像の撮影を可能にしています。

様々な標識色素のオプションがありますが、マルチカラーイメージングの用途では、緑色色素のコンジュゲートが最も人気があります。Alexa Fluor® 488や最新の高性能なPhalloidin-iFluor™ 488コンジュゲートは、光安定性が高く、より明るいシグナルを提供します。

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図1. Phalloidin-iFluor™の適用例
それぞれ以下のように染色した。
(A) CPA細胞。Phalloidin iFluor™ 488(F-アクチン、緑、品番:#23115)、Nuclear Blue™ DCS1 (核、青、品番:#17548) 、及びLysoBrite™ Red(リソソーム、赤、品番:#22645)。
(B) HeLa細胞。Phalloidin iFluor™ 350(F-アクチン、青、品番:#23110)、Nuclear Red™ DCS1 (核、赤、品番:#17552) 。
(C) HeLa細胞。Phalloidin iFluor™ 555(F-アクチン、赤、品番:#23119)、Nuclear Blue™ DCS1 (核、青、品番:#17548) 、MitoLite™ Green FM (ミトコンドリア、緑、品番:#22695)、及び Cell Navigator™ Cell Plasma Membrane Staining Kit(細胞膜、深紅、品番:#22681)

 
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図2. マルチカラー蛍光イメージングの例 
HeLa細胞を使用した。抗tubulin抗体で染色後、(二次抗体として)iFluor™ 633 Goat Anti-Mouse IgG (赤、品番:#16478)、Phalloidin iFluor™ 488(F-アクチン、緑、品番:#23115)、Hoechst 33342 (核、青、品番:#17533)にて染色した。

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