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研究用

タンパク質、核酸標識用次世代蛍光色素CF™ Dye 選択ガイド

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CF™ Dye は、可視光から近赤外にわたるスペクトルを有する水溶性の高い蛍光色素で、タンパク質や核酸などの生体分子の標識に適しています。
Biotium社の新しい技術によって開発された CF™ Dye は、既存の蛍光色素と同等以上の優れた特性を有します。

商品ラインアップ

蛍光色素リスト

各蛍光色素名をクリックすることで、詳細や商品一覧をご覧いただけます。

  色素 Exλ Emλ 励起光源 スペクトル類似色素 特長
  CF™350 347 nm 448 nm UV Alexa Fluor® 350
AMCA
DyLight® 350
  • 350 nmで励起する最も明るい青色蛍光色素
  • 水溶性が高く、pH非感受性
  CF™405S 404 nm 431 nm 405 nm Alexa Fluor® 405
Cascade Blue®
DyLight® 405
  • 一般的な機器に高い適合性
  CF™405M 408 nm 452 nm 405 nm BD Horizon™ V450
eFluor® 450
Pacific Blue®
  • 既存競合色素に比べ光安定性が高く、緑色のスピルオーバーが少ない
  • SIMによる超解像イメージングに最適
  CF™405L 395 nm 495 nm 405 nm Pacific Orange®
  • 405 nmで励起するオレンジ色蛍光色素で、マルチカラー検出に最適
  CF™430 426 nm 498 nm 405 nm Pacific Green®
BD Horizon™ V500
Krome Orange™
  • 405 nmで励起する、光安定性の高い緑色蛍光色素
  • フローサイトメトリー・蛍光顕微鏡用
  CF™440 440 nm 515 nm 405 nm Alexa Fluor® 430
  • 405 nmで励起する、光安定性の高い緑色蛍光色素
  • ユニークなスペクトル特性
  CF™450 450 nm 538 nm 405 nm ユニークな色素
  • ユニークなスペクトル特性を持つ緑色蛍光色素
  CF™488A 490 nm 515 nm 488 nm ATTO™ 488
Alexa Fluor® 488
Cy® 2
DyLight® 488
FAM
FITC
Fluorescein
  • 既存競合色素と比べより特異性の高い抗体複合体が得られ、赤色チャンネルでの蛍光スピルオーバーが少ない
  • 非常に高い光安定性
  • TIRFによる超解像イメージングに対応
  CF™514 516 nm 548 nm 488 nm Alexa Fluor® 514
  • スペクトルアンミキシングにより、CF™488A との区別ができる緑色蛍光色素
  • 非常に高い光安定性
  CF™532 527 nm 558 nm 532 nm Alexa Fluor® 532
ATTO 532
  • 既存競合色素より大幅に明るい
  CF™535ST 535 nm 568 nm 532 nm STORM用のユニークな色素
  • STORMによる超解像イメージング用のオレンジ色蛍光色素
  CF™543 541 nm 560 nm 532,
543 or
546 nm
Alexa Fluor® 546
Tetramethylrhodamine
(TAMRA)
  • 既存競合色素より大幅に明るい
  CF™555 555 nm 565 nm 532,
543,
546,
555 or
568 nm
Alexa Fluor® 555
ATTO 550
Cy®3
DyLight® 549
TRITC
  • 既存競合色素より大幅に明るい
  • STORMによるマルチカラー超解像イメージングで検証済み
  CF™568 562 nm 583 nm 532,
543,
546,
555 or
568 nm
Alexa Fluor® 568
ATTO 565
Rhodamine Red
  • Ar-Kr混合ガスレーザーの568 nm線に最適
  • 既存競合色素より明るく、より高い光安定性
  • TIRF/マルチカラー STORM 超解像イメージングに対応
  CF™594 593 nm 614 nm 532,
543,
546,
555 or
568 nm
Alexa Fluor® 594
ATTO 594
DyLight® 594
Texas Red®
  • スペクトル類似化合物中、最も明るい複合体が得られる
  • 非常に高い光安定性
  CF™594ST 593 nm 614 nm 532,
543,
546,
555 or
568 nm
Alexa Fluor® 594
ATTO 594
DyLight® 594
Texas Red®
  • STORMによる超解像イメージング用
  CF™620R 617 nm 639 nm 633 or
635 nm
LightCycler® Red 640
  • ユニークなスペクトル特性、強い蛍光を発する色素
  CF™633 630 nm 650 nm 633 or
635 nm
Alexa Fluor® 633
Alexa Fluor® 647
Cy®5
DyLight® 633
  • スペクトル類似化合物中、最も明るい複合体が得られる
  • 既存競合色素に比べはるかに高い光安定性
  • TIRF、FIONA、gSHRImP による超解像イメージングに対応
  CF™640R 642 nm 662 nm 633,
635 or
640 nm
Alexa Fluor® 647
ATTO 647N
Cy®5
DyLight® 649
  • 既存競合色素中、最も高い光安定性
  • 強い蛍光を発するタンパク質複合体が得られる
  • TIRF、FLIMP による超解像イメージングに対応
  CF™647 650 nm 665 nm 633,
635 or
640 nm
Alexa Fluor® 647
ATTO 647N
Cy®5
DyLight® 649
  • 既存競合色素より明るい
  • STORMによる超解像イメージングに対応
  CF™660C 667 nm 685 nm 633,
635 or
640 nm
Alexa Fluor® 660
  • 既存競合色素よりはるかに明るく、高い光安定性
  • STORMによる超解像イメージングに対応
  CF™660R 663 nm 682 nm 633,
635 or
640 nm
Alexa Fluor® 660
  • 既存競合色素より明るい
  • 660 nm 色素中、最も高い光安定性
  CF™680 681 nm 698 nm 680 or
685 nm
Alexa Fluor® 680
Cy™5.5
DyLight™ 680
IRDye® 680LT
  • スペクトル類似の680 nm色素中、最も明るい
  • 免疫染色時に優れたS/N比
  • マルチカラーSTORM・デュアルカラー3D超解像顕微鏡で検証済み
  • Li-COR® Odyssey® システムに適合
  CF™680R 680 nm 701 nm 680 or
685 nm
Alexa Fluor® 680
Cy®5.5
DyLight® 680
IRDye® 680LT
  • 680 nm色素中、最も明るい
  • 核酸や低分子生体化合物の標識に最適
  • Li-COR® Odyssey® システムに適合
  • STEDによる超解像イメージングや、単一分子蛍光分光法に対応
  CF™750 755 nm 777 nm 680 or
685 nm
Alexa Fluor® 750
Cy®7
DyLight®750
APC-Alexa Fluor® 750
IRDye® 750
  • 非常に明るく、高い安定性
  • 高い水溶性
  CF™770 770 nm 797 nm 785 nm DyLight® 800
IRDye® 800CW
ZW800-1
  • 非常に明るく、高い安定性
  • Li-COR® Odyssey® システムに適合
  CF™790 784 nm 806 nm 785 nm Alexa Fluor® 790
  • 非常に明るく、高い安定性
  • 高い水溶性
  CF™800 797 nm 816 nm 785 nm Indocyanine green
  • ユニークな長波長の近赤外色素

特長

  • 新しいローダミン化合物
    ローダミンは高度な光安定性と良好な蛍光量子収率で知られる色素であり、ある種の既存競合色素の基本骨格として用いられてもいます。しかし残念なことに、既存のローダミン化合物、特に生体分子標識用の水溶性色素は蛍光波長を近赤外領域に拡張することが困難でした。近年、Biotium社は緑色から近赤外にわたる蛍光波長の新規色素を調製する方法を発見しました。この新規化合物が多くのCF™ Dye、特に近赤外CF™ Dyeにおいて、光度と水溶性に加え、非常に光安定性を高めた主要因です。
  • 近赤外色素
    近赤外色素は一般的に色素のサイズが可視光の色素に比べ巨大です。そのため、可溶性の低下、色素の凝集、蛍光量子収率の低下等の問題を引き起こします。この問題を解決するため、多くの市販の近赤外色素は負に帯電したスルホン酸基を多数色素に配置しています。スルホン化により色素の可溶性と蛍光量子収率はある程度改善されますが、その様な色素で調製した生体複合体の非特異的な結合が生じる等、新たな問題が発生します。 例えば、高度に負電荷な色素の複合体は、抗体と抗原の相互作用の特異性を維持する主因である抗体の等電点を大幅に改変します。この見識から、 Biotium社は近赤外色素の設計において革命的な手法を発明し、余計な負電荷で修飾することなく有意な物性を色素に付与することに成功しました。Biotium社の近赤外CF™ Dyeはシアニン色素かローダミン色素のいずれかを基本骨格とします。色素の分子内移動性を制限するよう基本骨格に改変を加えることで、余計な電荷を加えずに高度な量子収率と良好な水溶性が得られました。その結果、近赤外CF™ Dyeは他の近赤外色素と比べ光度と光安定性が上昇しました。さらに重要なことに、他の近赤外色素で調製した抗体複合体と比べ、近赤外CF™ Dyeで標識した抗体は免疫染色においてより良好なシグナル−ノイズ比を示します。
  • 優れた標識効率
    生体分子標識用の反応性色素は輸送、使用、保管時に生じる加水分解により標識効率の低下が起こります。既存競合色素のような重度にスルホン化された色素は特に吸湿性が高く、加水分解の問題が悪化します。例えば、使用時における活性な既存競合色素スクシンイミドエステル(SE)の割合は50%に達しません。対称的に、Biotium社の全アミン反応性CF™ Dyeは多くの既存競合色素のSEと比べ加水分解耐性がより高い、比較的安定なSEの構造をしています。したがってCF™ Dye SE製品は一般的に一貫して高い標識効率を有するため、利用価値が高いといえます。
  • Mix-n-Stain™抗体標識技術
    Biotium社はCF™ Dyeを利用した技術−Mix-n-Stain™抗体標識キットにより抗体標識技術の改良に成功しました。この技術により、免疫染色に用いるCF™ Dye標識抗体を得るのに、単に抗体とキットに含まれる反応バッファーとCF™ Dyeを混合し、30分待つだけで済むようになりました。この標識技術の有用性は、異なる抗体への交差反応により標識済み蛍光二次抗体による間接的な染色が困難な際に標識済み一次抗体を用意できない場合に多重免疫染色を行うようなケースに発揮されます。Biotium社は現在18種のCF™ Dyeを提供しており、さらなる色も開発しています。CF™ Dye製品系統には反応性CF™ Dye、標識キット、CF™標識二次抗体、ストレプトアビジン、およびその他CF™標識生体分子が含まれます。

商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。

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