OxiSelect™ MDA Adduct ELISA & イムノブロットキットは、多様なタンパク質サンプル中のマロンジアルデヒド(MDA;Malondialdehyde)付加体を測定、定量するための簡便なキットです。
MDA Adduct 競合ELISAキット は、細胞ライセート、血清、血漿、精製タンパク質中のマロンジアルデヒド(MDA)付加体を定量する競合ELISAです。
MDA 検出イムノブロットキット は MDA 付加体の定性的測定に便利です。
OxiSelect™ MDA Adduct ELISA & イムノブロットキットは、多様なタンパク質サンプル中のマロンジアルデヒド(MDA;Malondialdehyde)付加体を測定、定量するための簡便なキットです。
MDA Adduct 競合ELISAキット は、細胞ライセート、血清、血漿、精製タンパク質中のマロンジアルデヒド(MDA)付加体を定量する競合ELISAです。
MDA 検出イムノブロットキット は MDA 付加体の定性的測定に便利です。
脂質過酸化は、動植物における細胞損傷の機構としてよく知られています。過酸化脂質は細胞内酸化ストレスの指標となりますが、不安定であり、マロンジアルデヒド(MDA;Malondialdehyde)や4-ヒドロキシノネナール(4-HNE)などのより反応性が高い脂質過酸化分解生成物を生じさせます。脂質の酸化修飾は、in vitroでは多くの酸化促進物質によって、また in vivoでは加齢や特定の疾患において引き起こされます。マロンジアルデヒド(MDA)のような脂質過酸化反応の最終産物の測定は、過酸化ダメージの研究において広く用いられています。また、脂質過酸化における二次産物であるアルデヒド産物は酸化ストレスのマーカーとして知られています。
マロンジアルデヒド(MDA)およびヒドロキシノネナール(HNE)はタンパク質に結合して安定な付加体(adducts)を形成し、これは「advanced lipid peroxidation end products」とも呼ばれます。MDA または HNE による修飾は、酸化されたタンパク質の構造的お、機能的変化を引き起こします。
セルバイオラボ社の MDA Adduct 競合 ELISA (品番:STA-832)は、アッセイが改善されたものになりますので、#STA-332 よりも #STA-832 のご使用をお奨め致します。競合 ELISA は、#STA-332 で必要だった全てのサンプルのタンパク質アッセイと希釈が必要ではありません。サンプルを多く加えることが可能となり、大部分のサンプルで感度がより高いものになります。競合 ELISA は、10μg/mL 以上のタンパク質濃度の血液サンプルや他のサンプルが推奨されます。
MDA Adduct 競合ELISA キットは、TBARS アッセイよりも感度が高いです。しかし、実際にこの2つのアッセイを直接的に比較することはできません。MDA ELISA は、MDA タンパク質付加物を測定する特異的なものですが、TBARS は、フリー MDA や MDA 付加物を含むトータル MDA を測定するので、結果として MDA Adduct ELISA と比べ TBARS アッセイの値は高くなります。ヘモグロビンの含量が高いサンプルを使用する場合、ヘモグロビンが TBARS アッセイを干渉するので ELISA の方が良いかもしれません。
セルバイオラボ社の MDA ELISA キットはサンプルの種に関係なく使用することができます。
組織サンプルはこのアッセイに適合し、ライセートはどんなライシスバッファーを用いても調製することができます。
下記よりそのほかのFAQもご覧いただけます。
1. Montez, P. et al. (2012). Angiotensin Receptor Blockade Recovers Hepatic UCP2 Expression and Aconitase and SDH Activities and Ameliorates Hepatic Oxidative Damage in Insulin Resistant Rats. Endocrinology. 153:5845-5856 (#STA-331).
2. Lazrak, A. et al. (2011). Regulation of Alveolar Epithelial Na+ Channels by ERK1/2 in Chlorine Breathing Mice. Am. J. Respir. Cell Mol. Biol. 46:342-354 (#STA-331).
3. Zarogiannis, S.G. et al. (2010). Ascorbate and Deferoxamine Administration Post Chlorine Exposure Decrease Mortality and Lung Injury in Mice. Am. J. Respir. Cell Mol. Biol. 10.1165/rcmb.2010-0432OC (#STA-331).
4. Hall, J.A. et al. (2010). Absence of Thyroid Hormone Activation during Development Underlies a Permanent Defect in Adaptive Thermogenesis. Endocrinology. 10.1210/en.2010-0511 (#STA-331).
5. Barabutis, N. et al. (2008). Antioxidant activity of growth hormone-releasing hormone antagonists in LNCaP human prostate cancer line. PNAS 105:20470-20745 (#STA-331).
• MDA 競合ELISA
品名 | メーカー | 品番 | 包装 | 希望販売価格 |
---|---|---|---|---|
OxiSelectTM MDA Adduct Competitive ELISA Kit![]() |
CBL | STA-832 | 96 ASSAY |
¥259,000 |
OxiSelectTM MDA Adduct Competitive ELISA Kit, Trial Size![]() |
CBL | STA-832-T | 32 ASSAY |
販売終了 |
OxiSelectTM MDA Adduct Competitive ELISA Kit![]() |
CBL | STA-832-5 | 5*96 ASSAY |
お問い合わせ |
品名 | メーカー | 品番 | 包装 | 希望販売価格 |
---|---|---|---|---|
Anti Malondialdehyde (MDA) (Goat) Unlabeled![]() |
CBL | STA-031 | 100 UG |
販売終了 |
Anti Malondialdehyde (MDA) (Rabbit) Unlabeled![]() |
CBL | STA-032 | 100 UG |
販売終了 |
MDA-BSA Control![]() |
CBL | STA-333 | 100 UG |
¥90,000 |
商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。
※ 表示価格について
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