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記事ID : 36961
研究用

ヒト血液サンプルや細胞培養上清からEpCAM陽性エクソソームをELISA法で直接定量!EpCAM/CD9 Exosome ELISA Kit

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本製品は、エクソソーム・マーカーであるCD9と上皮組織由来のがんの診断および予後のマーカーと言われるEpCAMに対する高性能なモノクローナル抗体を利用し、ヒトの血液や細胞培養液において細胞が分泌するEpCAM陽性エクソソームを直接定量的に検出する2ステップサンドイッチELISAキットです。

EpCAM陽性エクソソームを直接定量的に検出

背景

ヒトEpCAM(上皮細胞接着因子)とは

ヒトEpCAM(上皮細胞接着因子:epithelial cell adhesion molecule)は、細胞膜表面に存在する314アミノ酸からなる膜貫通型糖タンパク質です。多くのがん組織ではEpCAMが過剰発現し、特に、結腸、直腸、乳房、肺、前立腺がんでEpCAMの発現亢進が観察されます1)。 EpCAMは、細胞間接着に関与するだけでなく、細胞増殖やがん幹細胞性など、腫瘍の進行に関連する他の重要な細胞機能にも影響を与えます2)
エクソソームは生体を構成するほぼすべての細胞から分泌される直径30〜200 nmの小胞です。また、ほとんどのタイプの癌組織からは腫瘍細胞に関する分子情報を運ぶ多数のエクソソームが放出されることが報告されています3)。この腫瘍細胞に由来するエクソソームが有する情報は、臨床研究における重要なツールになる可能性があります4)
しかしながら、エクソソームを解析するには、超遠心法などでエクソソームを精製する必要があり、腫瘍細胞に由来するエクソソームを迅速で簡便に直接測定することは出来ませんでした。

特長

  • ヒト血液サンプルや細胞培養上清などに含まれるEpCAM陽性エクソソームを直接定量可能
  • 特殊な装置は不要で、通常のプレートリーダーがあれば測定可能
  • 標準試薬として保存安定性に欠けるエクソソームそのものを使用せず、EpCAM/CD9融合タンパク質(標準タンパク質)を利用することで安定性と再現性を確保
  • EpCAM/CD9融合タンパク質(標準タンパク質)を用いた標準曲線で読み取ることで各サンプルの相対定量が可能
  • 対応サンプル:血清、血漿、細胞培養上清

構成内容

内容 容量 数量
抗 CD9抗体固相化 プレート 96 well(8-well x 12 strips) 1枚
標準タンパク質(EpCAM/CD9融合タンパク質) 100 µL 1本*1
アッセイバッファー 25 mL 1本
洗浄バッファー (10×) 25 mL 1本
HRP 標識抗 PD-L1 抗体(500×) 20 µL 1本
基質液 12 mL 1本
停止液(2N H2SO4 6 mL 1本
プレートシール 2枚

*1: n=2として、検量線2回分

仕様

交差性 サンプルタイプ 測定範囲 感度
Human Serum、Plasma、Cell culture supernatant 0.313〜20 ng/mL 0.14 ng/mL

*ブランク吸光度の標準偏差と検量線の傾きから算出5)

データ例

スタンダードカーブ
図1 各培養上清中のEpCAM/CD9エクソソーム量のタイムコース

 

スタンダードカーブ
図2 標準曲線

EpCAM/CD9 Exosome ELISA Kit

品名 メーカー 品番 包装 希望販売価格
ヒトEpCAM陽性エクソソーム(CD9) ELISAキット
EpCAM/CD9 Exosome ELISA Kit詳細データ
HAK HAK-HELEPCAM09-1 1 KIT
[96 test]
¥100,000

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参考文献

  1. PT. Went, A. Lugli, S. Meier, et al.: Hum Pathol., 35, 122 (2004).
  2. K. Laura, W. Stefan, P. Klaus: Cell Stress., 3, 165(2019).
  3. AV. Vlassov, S. Magdaleno, R. Setterquist, et al.: Biochim Biophys Acta., 1820, 940 (2012).
  4. C. Théry, S. Amigorena, G. Raposo, et al.: Curr Protoc Cell Biol., 30, Unit 3.22 (2006).
  5. 厚生労働省,厚生省医薬安全局審査管理課長通知, 医薬審,第338号,平成9年10月28日.

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商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。

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