商品情報

記事ID : 14630
研究用

MSC のゼノフリーシステム特集 : ヒト間葉系幹細胞の培養

このエントリーをはてなブックマークに追加

ヒト間葉系幹細胞とは

ヒト間葉系幹細胞(Human Mesenchymal Stem Cells; hMSC)は、ヒトの様々な組織中の微小環境に存在する多能性幹細胞です。間葉系幹細胞は、骨芽細胞、軟骨細胞、筋芽細胞、脂肪細胞など様々な細胞タイプへの分化能を有しており、組織修復を促進する因子を分泌し微小環境を変化させることで、抗炎症および抗線維化の役割を果たすと考えられています。

ヒト間葉系幹細胞の特性

ヒト間葉系幹細胞は、脂肪組織など様々な組織から採取できること、免疫特権(免疫応答や炎症反応などが起こりにくい性質)を持つこと、in vivoでがん組織や創傷部位に特異的に遊走するという性質を持つことから、再生医療分野で注目を浴びている幹細胞のひとつです。近年では、3Dプリンティング技術を用いた組織構築への応用や、間葉系幹細胞から分泌されるエクソソーム(細胞外小胞)を用いた治療の可能性についても期待が高まっています。
こうした臨床への応用を見据え、研究開発の段階で間葉系幹細胞の拡大培養について考える必要があります。拡大培養では、間葉系幹細胞の性質は培地成分と培養条件に大きく影響を受ける可能性があるため、培地を選定する上で、培地製品の品質と性能は非常に重要です。一般的な細胞培養培地や細胞接着用コーティング剤、細胞凍結保存培地の多くに、動物血清やその他の異種由来成分が含まれています。例えば、ウシ胎児血清(FBS)には、細胞接着因子、細胞増殖因子、ホルモンなど様々な成分が含まれており、ロット間差が生じすく、ウイルスや病原体のコンタミネーションリスクがあります。MSC Nutristem®のような成分既知、血清フリー、ゼノフリー(異種由来成分不含)の培地を用いて培養プロセスを最適化することにより、コンタミネーションリスクを排除し、品質の安定した細胞の調製につながると考えられます。

Biological Industries社 MSC NutriStem® 間葉系幹細胞培養システム

Biological Industries社はイスラエルに拠点を置くバイオテック企業で、一般的な細胞培養培地からiPS細胞用培地、間葉系幹細胞用培地まで幅広く開発・製造を行っています。ヒト間葉系幹細胞を用いた研究開発や臨床応用をサポートするため、血清フリー、ゼノフリー製品としてMSC NutriStem® 増殖培地アタッチメント溶液MSCgo™ 分化誘導培地細胞剥離溶液NutriFreez® D10細胞凍結保存培地を提供しています。これらの製品はcGMP準拠の施設で製造されています。
間葉系幹細胞の培養に特化したMSC NutriStem® 培地は、以下のような間葉系幹細胞の特徴を維持しながら、長期的な培養をサポートします。また、骨髄、脂肪、Wharton’s jelly、胎盤、臍帯、歯髄など様々な組織由来の間葉系幹細胞の培養におすすめです。

・線維芽細胞様の形態 ・細胞表面マーカーの発現 ・多分化能 ・自己複製能 ・染色体安定性

間葉系幹細胞を用いた再生医療研究や治療への応用が加速するなか、細胞培養培地を選択する際は、求められる細胞の品質を考慮し、最適な培地を選ぶことが重要です。

参考:https://bioinformant.com/biological-industries-msc-nutristem/
Cosmo Bio would like to acknowledge and thank Biological Industries for providing information presented here.

 

«「特集:幹細胞用ゼノフリー培地」TOP へ

 

 

Xeno-Free(ゼノフリー)システム

Biological Industries(バイオロジカルインダストリーズ/BLG)社では、ヒト間葉系幹細胞の増殖と維持のために最適な無血清・xeno-free(ゼノフリー)培養システムを提供しています。

 

間葉系幹細胞培養Xeno-Free製品群 ‐Biological Industries社
ヒト間葉系幹細胞培養ののゼノフリー(Xeno-Free)システム

 

ヒト間葉系幹細胞Xeno-Freeシステムは、様々な由来のヒト間葉系幹細胞培養に適しています。

BLG_StemCell_08.jpg

様々な組織(Wharton’s Jelly:WJ、脂肪:AT、骨髄:BM)由来のヒト MSC を MSC NutriStem® XF 培地で3 継代した (x 100 倍)。全ての MSC において正常な線維芽細胞様の細胞形態が観察された。

NEW 間葉系幹細胞の分化培地が新登場!(2015年7月更新)

間葉系幹細胞用製品ラインアップ

間葉系幹細胞(MSC)培地

MSC NutriStem® XF Medium
MSC NutriStem® XF medium でのhMSC-AT 細胞の増殖(3 days post initial culture)

MSC NutriStem® XF Medium(品番:05-200-1)

間葉系幹細胞(hMSC)の増殖をサポートする、defined、ゼノフリー、血清フリーの培地です。

MSC NutriStem® XF が2015年8月に米国FDAのドラッグマスターファイル(DMF)に登録されました!!
LOA(Letter of Authorization/閲覧許可届)につきましては、弊社までお問い合わせください。
 
pagetop

間葉系幹細胞(MSC)接着因子

間葉系幹細胞(MSC)接着因子
hMSC-Bone Marrow細胞(4 days from seeding on plates coated with MSC Attachment Solution growing on MSC Nutristem® XF medium)

MSC Attachment Solution(品番:05-752-1)

ヒト間葉系幹細胞の組織培養容器への接着をサポートするXeno-Free(ゼノフリー)の接着溶液です。

 
pagetop

間葉系細胞の凍結保存

間葉系幹細胞の凍結保存
hMSC- Adipose Tissue frozen in MSC Freezing Medium(3 days from re-seeding in MSC NutriStem® XF medium)

NutriFreez™ D10 Cryopreservation Medium(品番:05-713-1)

ヒト間葉系幹細胞の最適な凍結保存のための、動物成分を含まない凍結保存培地です。

 
pagetop

 

間葉系幹細胞の剥離溶液(トリプシン)

間葉系幹細胞の解離
hMSC-BM の回復(after dissociation with Recombinant Trypsin Solution)

Recombinant Trypsin Solution ± EDTA(品番:03-078-1, 03-079-1)

ACF(動物成分不含)のリコンビナントトリプシン溶液は、ブタ/ウシ由来トリプシンの代替として開発されました。溶液は、キモトリプシン、カルボキシペプチダーゼA 、および他のプロテアーゼのコンタミネーションがありません。

 
pagetop

 

間葉系幹細胞の分化誘導培地

間葉系幹細胞の分化誘導

MSC go™ 分化培地

ヒト間葉系幹細胞(MSC)を、効率良く、脂肪細胞や軟骨細胞、骨芽細胞に分化誘導するための革新的な幹細胞分化培地です。

 

[関連情報] ヒト間葉系幹細胞培養に関するポスター

[関連情報]

pagetop

商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。

お問い合わせ


商品検索

商品情報

サポート情報

メーカー・代理店一覧

企業情報

関連サイト


© COSMO BIO