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記事ID : 44046
研究用

RNAscope™ を応用した、miRNA検出用試薬が新登場! miRNAscope™(トップページ)

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miRNAscope™は、RNAscope™ を応用した microRNA in situ hybridization法で、従来のRNAscope™ では検出が難しかった17-50塩基の短鎖RNA(mature miRNA やアンチセンスオリゴヌクレオチド等の核酸医薬)を組織上で検出可能です。内在性miRNAの局在解析や核酸医薬の生体内安定性評価にご利用いただけます。

50〜300塩基のターゲットを検出するBaseScope™
300塩基以上のターゲットを検出するRNAscope™もございます。
検出したい配列の長さに合わせてご選択ください。

特長

  • miRNA、siRNA、アンチセンスオリゴヌクレオチドなどの短鎖RNA(17-50 nt)を検出可能
  • FFPE組織、新鮮/固定 凍結組織、培養細胞など様々なサンプルに対応
  • AP/Fast-REDで染色(マニュアル染色、自動染色)
  • 抗体を用いた免疫組織染色と組み合わせ可能

ワークフロー

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図1 miRNAscope™ のワークフロー

使用例

アンチセンスオリゴヌクレオチド

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図2
miRNAscope™アッセイにて、マウス大腿四頭筋組織中のアンチセンスオリゴヌクレオチドを検出した(赤色)。 アンチセンスオリゴヌクレオチドを投与していないコントロール群ではシグナルは見られず、投与群において、アンチセンスオリゴヌクレオチドのデリバリーを確認できた。

内在性miRNA/免疫組織染色との共染色

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図3
miRNAscope™アッセイにて、ヒト子宮頸がん組織中のmiR-223-3p(赤色)を染色した。その後、抗CD3 抗体を用いて免疫組織染色を行った(緑色)

siRNA

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図4
siRNA#1に対するプローブを用いてmiRNAscope™アッセイを行った。siRNA#1を導入したマウスの肝臓組織では赤色のシグナルが検出され、siRNAを導入していないマウスの肝臓組織や異なる配列のsiRNA(siRNA#2) を導入したマウスの肝臓組織では赤色のシグナルは見られなかった。

コントロールプローブの検証

ポジティブコントロールプローブとして、U6 small nuclear 1 (RNU6-1) に対するプローブをご用意しています。ヒト、マウス、ラット等の解析にご使用いただけます。ネガティブコントロールプローブは、スクランブル配列のプローブです。

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図5
ポジティブコントロールプローブおよびネガティブコントロールを用いて、ヒト、マウス由来試料を染色した。

商品ラインアップ(各ページにプロトコルPDFもございます)

マニュアルアッセイ

アッセイタイプ miRNAscope RNAscope™ Plus smRNA-RNA
キット種類 発色RED 蛍光
個別詳細ページ
(同時購入試薬等の説明)
マニュアルもございます。
こちら こちら
検出系 発色 (蛍光観察可) 蛍光
ターゲットの種類 small RNA(miRNA、siRNA、ASOなど) small RNAとmRNA
検出系(チャネル)*1 Fast Red(S1) TSA vivid(S1,C2〜C3)
あるいは
Opal(S1,C2〜C4)*1
同時検出可能数 1
(S1のみ対応)
4
(small RNA 1 + mRNA 3 の最大4重染色。C1には対応していません)
適応サンプル パラフィン切片
凍結組織
(固定・新鮮)
接着細胞 -
染色可能スライド数/キット 20

*1:Opal色素は別途Akoya Biosciences社の蛍光色素をご購入頂く必要がございます。

自動アッセイ

関連商品

商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。

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