【合成装置】
多様なペプチド合成装置により、幅広いスケールや様々な種類のペプチドを短期間で合成可能

(左)ペプチド合成機(Liberty Blue™ / CEM)
(右)ペプチド合成機(MultiPep 2 / CEM)
【精製・分析プラットフォーム】 精製作業の効率化(DX化)を達成
ChromaJean社の ソフトウェアを導入し、従来の品質を維持したうえで精製作業時間を大幅に削減できたことにより、リードタイムが短縮されました。そのため、生産キャパシティーの向上および必要な溶媒量が約50%減となり、コスト削減を実現しました。

図1:精製における作業時間削減
【精製設備】 ハイスループットで高純度のペプチドを高効率に取得可能
ペプチドの精製工程には、ChromaJean社の高度な精製プラットフォームを導入しており、ハイスループットで、高純度のペプチドを効率よく得ることができます。また、精製用HPLCを複数台所有しているため、多数のペプチドを同時並行で精製することが可能です。

(左)精製用LC-MS (LC Prep AutoPurification システム / Waters™)
(右)精製用HPLC (LC-20 および LH-40 / 島津製作所)
【分析機器】 多様なペプチド分析を迅速かつ正確に実施
ペプチドの品質工程には、ChromaJean社の分析プラットフォームや複数台のUPLCなどを導入しています。分析用カラムも豊富に取り揃えており、多様なペプチド分析を迅速かつ正確に実施可能です。

(左)分析用LC-MS (ACQUITY UPLC H-Class SQ Detector 2 / Waters™)
(右)分析用LC-MS (ACQUITY UPLC H-Class / ACQUITY QDa / Waters™)
【凍結乾燥システム】
ペプチドの凍結乾燥工程では、精製後のペプチド溶液を低温・真空下で乾燥させ、水分や有機溶媒を取り除きます。これにより熱で変質しやすいペプチドの性質を守り、酸化や分解を防いで安定した粉末製品とします。また、大容量ドライチャンバー型を用いることで多数のペプチドを効率的に凍結乾燥できるなど、信頼性の高いペプチド製造プロセスを支える装置です。

凍結乾燥機(FDU-2000 および DRC-1100 / 東京理化器械)