PLA2R1抗体は、phospholipase A2 receptor 1 を検出するTriple A ポリクローナル抗体です。
Atlas Antibodies(アトラス)社では、Human Protein Atlas(HPA)プロジェクトで開発された研究用ウサギポリクローナル抗体を「Triple A ポリクローナル抗体」と称しています。Triple A ポリクローナル抗体は、Human Protein Atlasプロジェクトによりヒトプロテオームのマッピングに用いられています。各抗体は、正常および癌罹患ヒト組織に由来する708人のサンプルのIHC染色に使用されていて、訓練を受けた病理医が、すべてのIHC染色パターンの信頼性を評価しています。さらに、ICC-IFに基づく共焦点顕微鏡を用いて、選択された細胞株における細胞内分布パターンを研究しています。他に、Triple Aポリクローナルは、主にヒト組織の内因性タンパク質溶解物を用いたウエスタンブロット (WB)でも検証されています。
特長
ターゲットタンパク質 | phospholipase A2 receptor 1, 180kDa |
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ターゲット遺伝子 | PLA2R1 |
別遺伝子名 | CLEC13C, PLA2-R, PLA2G1R, PLA2IR |
UniProt ID | Q13018 |
Gene (Ensembl) | ENSG00000153246 |
Entrez Gene ID | Entrez gene: 22925 |
抗原配列 ( Recombinant Protein Epitope Signature Tag (PrEST) 抗原の配列) |
EEKTWHEALRSCQADNSALIDITSLAEVEFLVTLLGDENASETWIGLSS NKIPVSFEWSNDSSVIFTNWHTLEPHIFPNRSQLCVSAEQSEGHWKVK NCEERLFYICKKAGHVLSDAESGCQEGWERHGGFCYKID |
交差性 | ヒト |
種間情報 | マウス ENSMUSG00000054580 (74%) ラット ENSRNOG00000008129 (76%) |
クローナリティ | ポリクローナル |
アイソタイプ | IgG |
種由来 | ウサギ |
バッファー | 40% glycerol and PBS (pH 7.2). 0.02% sodium azide |
精製方法 | アフィニティリガンドとしてPrEST抗原を用いたアフィニティ精製 |
用途 | IHC 推奨希釈率: 1:500 〜 1:1000 賦活化方法: HIER pH6 WB 推奨濃度:0.04 - 0.4 µg/ml プロトコールはこちら |
バリデーション | IHC:Human Protein Atlas における44種類の正常組織と20種類のがんにおけるIHC特性データはこちら WB:ターゲットタンパク質の過剰発現を利用したWBでの組換え発現検証 |
保存方法 | 長期保存の場合はマイナス20℃ |
染色データ例
- Human Protein Atlas における44種類の正常組織と20種類のがんにおけるIHC特性データはこちら
図2.
コントロール(ベクターのみトランスフェクトしたHEK293T溶解液)およびPLA2R1過剰発現溶解液[哺乳類HEK293T細胞でC末端myc-DDKタグ(〜3.1kDa)と共発現(ORG社 品番:LY423477)]におけるウェスタンブロット解析。
抗体
品名 | メーカー | 品番 | 包装 | 希望販売価格 |
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Anti PLA2R1, Human (Rabbit) Unlabeled![]() |
ATL | HPA012657 | 25 UL |
¥67,000 |
Anti PLA2R1, Human (Rabbit) Unlabeled![]() |
ATL | HPA012657 | 100 UL |
¥112,000 |
PrEST抗原
品名 | メーカー | 品番 | 包装 | 希望販売価格 |
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PrEST Antigen PLA2R1, Human![]() |
ATL | APREST72110 | 100 UL |
¥65,000 |
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