汚染モニタリング

図1 CHO HCPの残留物を確実にモニター
CHO Host Cell ELISA Protein Kitと競合他社の主要キットとの比較。その結果EnzoのELISAキットは競合他社の主要キットよりも25%カバー率が高いことが示された。
ワクチン製造における課題は、コンタミネーションを効果的にモニタリングし管理することにあります。不純物から抗原を分離することは、最終的なワクチン製剤の純度と安全性を守る極めて重要なステップです。
Enzo Lifesciences社では不純物分析に最適なコンタミネーションモニタリング用の宿主細胞タンパク質(HCP)ELISAキットおよび試薬を提供しています。
HCP ELISA
- 宿主細胞タンパク質の高感度測定、わずか10ng/mlまで検出可能
- 70%以上の高いタンパク質をカバーするため、潜在的な汚染物質を見逃すリスクを低減
- 最短3時間で結果が得られるハイスループットフォーマット
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反応を最大化する免疫賦活剤

図3 MEGACD40L® タンパク質による免疫活性の増幅
さまざまな CD40Lコンストラクトによる B 細胞リンパ球の活性化。段階希釈した CD40L、CD40L+2 µg/mL エンハンサー、または MEGACD40L®タンパク質を含む培地中でPBMCを48 時間反応させた。
ワクチンが標的疾患に対して防御するには、安定的で標的が絞られた免疫応答が不可欠です。
ENZ社はMEGACD40L® Proteinを含む、ワクチン免疫応答の大きさと持続性を高める製品の包括的なポートフォリオを提供しています。CD40リガンド(CD40L)は、免疫応答の共刺激と制御において中心的な役割を果たしています。
MEGACD40L® Proteinは高活性で高純度なCD40Lリコンビナントタンパク質で、エンハンサーを使用することなく免疫応答を増強することが可能です。
MEGACD40L® タンパク質
- 安定性の向上と活性の強化のために最適化された処方
- 優れた純度と低いエンドトキシンレベルにより、実験アーチファクトを排除
- 信頼性の高い一貫したロット間性能
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製品の完全性の維持

図4 PROTEOSTAT®凝集体検知色素のシグナル強度を他の色素と比較
ワクチン製造において凝集は大きな課題です。凝集がおきることで製品の品質・安全性・有効性に影響を与える可能性があります。規制基準を満たし、ワクチンの安定性と有効性を確保するためには構造的な完全性と安全性を確保しつつ、製造工程を最適化することが重要です。
PROTEOSTAT®タンパク質凝集測定法を用いてタンパク質の凝集をモニタリングすることにより、製品の安定性を評価することができ、製剤化および製造工程の最適化が可能になります。
PROTEOSTAT® タンパク質凝集アッセイ
- バルク凍結および凍結融解サイクルによる凝集をモニターし、精製後の保存条件を決定
- タンパク質凝集阻害剤の同定
- タンパク質製剤における緩衝液および賦形剤の有効性のランク付け
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高感度ELISAによる正確な検出

図5 IL-6(ヒト)高感度ELISAキットの平行曲線
防御免疫を高めるための戦略を調整する上で、抗原導入時の免疫反応をモニタリングすることによりワクチンの有効性を評価するこが極めて重要です。
ワクチン接種に応答するIL-6レベルを測定することで、ワクチンの免疫賦活効果に関する情報を得ることができます。ENZ社では、市場で最も感度の高いIL-6 ELISAキットを提供しています。
IL-6 (ヒト), 高感度ELISAキット
- 高感度(0.057 pg/mL)比色免疫測定キットで、非常に低濃度のIL-6を検出可能。
- 特異性が高く、IL-1、IL-1αβ、IL-2、IL-3、IL-4、IL-7、IL-8、TNFα、TNFβに対する交差反応性は最小
- 血漿、血清、培養上清、尿など数種類のサンプルで検証済み
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