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技術情報

クロマチン免疫沈降法プロトコール

記事ID : 5158

1. はじめに

メーカー名:

クロマチン免疫沈降法 (chromatin immunoprecipitation: ChIP)は個々のタンパク質と特定のゲノム領域との結合を検出するための強力で汎用性の高い方法です。クロマチン免疫沈降法は、当初、開いたクロマチン状態と相関するヒストンのアセチル化を検出するのに多用されました。しかしながら、現在では、さまざまなDNA結合性転写因子や非結合性タンパク質のクロマチン上での局在を解析するのにも用いられており、遺伝子発現調節・クロマチン構造変換などの研究を進める上で不可欠な方法となっています。本技術情報では、動物細胞を用いたクロマチン免疫沈降法について、原理と方法をご紹介します(他のプロトコールも参照してください1) 2))。

この技術情報は、生田 宏一先生1)、縣 保年先生2)よりご提供いただきました。

1) 京都大学ウイルス研究所 生体応答学研究部門 生体防御研究分野
2) 京都大学大学院医学研究科 先端領域融合医学研究機構

※本技術情報は、羊土社「実験医学;別冊 タンパク質研究のための抗体実験マニュアル」でもご覧いただけます。

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商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては
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