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サイトカイン受容体gp130
忠実な不規則性

The Cytokine Receptor gp130: Faithfully Promiscuous

Perspectives

Sci. STKE, Vol. 2003, Issue 201, pp. pe40, 23 September 2003
[DOI: 10.1126/stke.2003.201.pe40]

Gerhard Muller-Newen*

Institut fur Biochemie, Universitatsklinikum RWTH Aachen, Pauwelsstrasse 30, 52074 Aachen, Germany.
*Contact information. Telephone, +49-241-80-88860; fax, +49-241-80-82428; e-mail, mueller-newen@rwth-aachen.de

要約 : さまざまなサイトカインは、gp130サブユニットを持った受容体複合体を介して、シグナルを伝達することができる。これらのサイトカインには、インターロイキン(IL)-6、IL-11、白血病抑制因子(ILF)、オンコスタチンM(OSM)、毛様体神経栄養因子(CNTF)、カルジオトロフィン-1(CT-1)、CLC(カルジオトロフィン様サイトカイン)が含まれ、炎症・免疫反応や心臓発生、受精に関与している。gp130受容体-リガンド複合体は、エリスロポイエチン(Epo)とその受容体EpoRによって形成される複合体とは対照的である。また、受容体-リガンド会合の理解、他のIL-6型サイトカインのリガンド-受容体複合体の構造予測や理論的な薬剤設計に対して、IL-6とそのα受容体(IL6Rα)やシグナル伝達分子gp130の構造解析によって得られた洞察を議論する。

G. Muller-Newen, The Cytokine Receptor gp130: Faithfully Promiscuous. Sci. STKE 2003, pe40 (2003).

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