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薬物発見におけるマイクロアレイ分析:うつ病の希望を与える展望

Microarray Analysis in Drug Discovery: An Uplifting View of Depression

Perspectives

Sci. STKE, Vol. 2003, Issue 206, pp. pe46, 28 October 2003
[DOI: 10.1126/stke.2003.206.pe46]

Shawn E. Levy*

Department of Biomedical Informatics, Department of Molecular Physiology and Biophysics, Vanderbilt University Medical Center, 4th Floor EBL, 2209 Garland Avenue, Nashville, TN 37232-8340, USA.
*Contact information. Telephone, 615-936-3000; fax, 615-936-3002; e-mail, shawn.levy@vanderbilt.edu

要約 : ゲノムプロファイリング法は、明確な分子機構や細胞試験法のない疾患に対する薬物評価に洞察を与える。Levyはマイクロアレイ分析の開発の背景を簡単に述べ、この技術の薬理ゲノム学への適用について議論する。注目すべきは、抗うつ薬、抗精神病薬、もしくはオピオイド受容体作動薬で処理した初代培養ヒト神経細胞のマイクロアレイ分析であり、これにより、2つの異なる統計学的分析法、すなわち分類木法(classification tree)とランダムフォレスト法(random forest)を用いることでこれらの部類の薬物を適切に分類できることを示している。マイクロアレイ分析は薬物評価とリード候補の開発に有用であるだけでなく、様々な薬物分類のマーカーとして同定された遺伝子により、うつ病や精神病などのヒト疾患の原因となる根本的な経路を解明する研究の新しい方向性が示される。

S. E. Levy, Microarray Analysis in Drug Discovery: An Uplifting View of Depression. Sci. STKE 2003, pe46 (2003).

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