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変異型TNF分子のコンピューターデザイン:炎症促進カスケード阻害の新規な方法論

Computational Design of Variant TNF Molecules: A Novel Methodology for Inhibition of Proinflammatory Cascades

Perspectives

Sci. STKE, Vol. 2003, Issue 208, pp. pe51, 11 November 2003
[DOI: 10.1126/stke.2003.208.pe51]

Edward Abraham*

Roger Sherman Mitchell Professor of Pulmonary and Critical Care Medicine, Vice Chair, Administrative Affairs, Department of Medicine, Head, Division of Pulmonary Sciences and Critical Care Medicine, University of Colorado Health Sciences Center, Box C272, 4200 East Ninth Avenue, Denver, CO 80262, Tel: 303-315-7047, Fax: 303-315-5632
*Contact information. E-mail, Edward.Abraham@UCHSC.edu

要約 : TNF受容体と相互作用すると予測された腫瘍壊死因子(TNF)の特定の残基に部位特異的変異導入を行うことにより、1つまたは2つのアミノ酸の変異によって受容体結合および細胞活性化が低下したドミナントネガティブ変異体(dominant-negative constructs)が得られた。これらのドミナントネガティブ体は、TNFの炎症促進作用を阻害する新規な方法を提供するだけでなく、リガンド−受容体の相互作用とシグナル伝達におけるその重要性を検討するのに用いることができる。これらの変異型TNF分子は、エタネルセプトやインフリキシマブなど、従来の抗TNF療法に使用されている分子と比較して小さいため、より高い組織濃度を達成できる可能性が高く、より良い治療効果が得られる可能性がある。しかし、ドミナントネガティブTNF変異体の有効性に加えて免疫原性も十分に検討しなければならない。

E. Abraham, Computational Design of Variant TNF Molecules: A Novel Methodology for Inhibition of Proinflammatory Cascades. Sci. STKE 2003, pe51 (2003).

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