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上皮のバリア、区画化、および癌

Epithelial Barriers, Compartmentation, and Cancer

Perspectives

Sci. STKE, Vol. 2004, Issue 216, pp. pe2, 20 January 2004
[DOI: 10.1126/stke.2162004pe2]

J. M. Mullin*

Lankenau Institute for Medical Research, 100 Lancaster Avenue, Wynnewood, PA 19096, USA.
*Corresponding author. E-mail: mullinj@mlhs.org

要約 : 上皮細胞と上皮細胞間のタイトジャンクションは、管腔液領域と漿膜液領域の間に極性を持ったバリアを形成し、管腔の成長因子を基底側面の受容体から隔てている。このバリアが崩壊すると、ヘレグリンと気道上皮のerbB受容体について最近示されたように、管腔液領域の成長因子が基底側面細胞膜の受容体に到達することができるようになるはずである。また、管腔の成長因子は間質にも到達することができるようになるはずである。この特性は、損傷に対する的確な反応として、上皮組織一般に適応能力をもたらすが、タイトジャンクションから成長因子が慢性的に漏れやすくなった前悪性の上皮組織における癌の形成も促進する可能性がある。

J. M. Mullin, Epithelial Barriers, Compartmentation, and Cancer. Sci. STKE 2004, pe2 (2004).

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