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プログラム細胞死と植物の生体防御における膜結合型アンキリンリピートタンパク質ACD6の役割

The Role of Membrane-Bound Ankyrin-Repeat Protein ACD6 in Programmed Cell Death and Plant Defense

Perspectives

Sci. STKE, Vol. 2004, Issue 221, pp. pe6, 24 February 2004
[DOI: 10.1126/stke.2212004pe6]

Xinnian Dong*

Developmental, Cell and Molecular Biology Group, LSRC Building, Duke University, Durham, NC 27708, USA.
*Contact information. Telephone, 919-613-8176; fax, 919-613-8177; e-mail, xdong@duke.edu

要約 : プログラム細胞死(PCD)は、病原体の感染に対する植物の一般的な防御反応である。最近クローニングされたACD6遺伝子は、病原体を投与しなくてもプログラム細胞死するシロイヌナズナ(Arabidopsis)の変異体accelerated cell death 6(acd6)で同定された。ACD6は、アミノ末端領域が短く、中ほどに9つのアンキリンリピートを有し、カルボキシ末端領域に推定上の膜貫通ドメインを5つ有するタンパク質をコードする遺伝子群の大きなファミリーの基本構成員である。元の機能獲得型acd6変異と遺伝子導入したDNAノックアウト変異acd6-Tの解析から、ACD6が病原細菌に対する生体防御経路の活性化因子であり、防御シグナルであるサリチル酸(SA)を制御することでPCDに役割を果たすことが示された。SAは、抗菌活性を有するタンパク質をコードする下流の病原性関連(pathogenesis-related:PR)遺伝子を誘導するだけでなく、ACD6も誘導し、フィードバックのシグナル増幅ループを形成する。

X. Dong, The Role of Membrane-Bound Ankyrin-Repeat Protein ACD6 in Programmed Cell Death and Plant Defense. Sci. STKE 2004, pe6 (2004).

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