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Ras-MAPK経路を介したFGFシグナル伝達の促進と減衰

Promotion and Attenuation of FGF Signaling Through the Ras-MAPK Pathway

Perspectives

Sci. STKE, Vol. 2004, Issue 228, pp. pe17, 13 April 2004
[DOI: 10.1126/stke.2282004pe17]

Michael Tsang and Igor B. Dawid*

Laboratory of Molecular Genetics, National Institute of Child Health and Human Development, National Institutes of Health, Bethesda, MD 20892, USA.
*Corresponding author. E-mail: idawid@mail.nih.gov

要約 : 線維芽細胞増殖因子(FGF)は、発生のさまざまな過程に関与する多くの応答を含む、多様な生物学的応答につながるシグナル伝達経路を活性化するリガンドの大きなファミリーである。今回我々は、FGFシグナル伝達そのもののフィードバック調節因子をコードする、保存されたFGF標的遺伝子のサブセットの発見について論じている。Sprouty、Sef、そしてマイトジェン活性化プロテインキナーゼホスファターゼのファミリーメンバーは、FGFシグナル伝達の負の調節因子である。一方、FGFシグナル伝達を促進する正の因子には、ETS転写因子のERMとPEA3、そして膜貫通タンパク質のXFLRT3がある。これらの分子は、さまざまな段階でFGFシグナル伝達カスケードに影響を及ぼし、この経路の最終的なアウトプットを制御する。この多層的な調節から、発生においてはFGFシグナル伝達の正確な調節が重要であることが示唆される。

M. Tsang, I. B. Dawid, Promotion and Attenuation of FGF Signaling Through the Ras-MAPK Pathway. Sci. STKE 2004, pe17 (2004).

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