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聞こえますか?リン酸化による転写活性化因子の調節

Can You Hear Me Now? Regulating Transcriptional Activators by Phosphorylation

Perspectives

Sci. STKE,Vol. 2005, Issue 301, pp. pe44, 13 September 2005
[DOI: 10.1126/stke.3012005pe44]

Kevin H. Gardner1 and Marc Montminy2

1Departments of Biochemistry and Pharmacology, University of Texas Southwestern Medical Center, Dallas Texas 75390-9038, USA.
2The Salk Institute for Biological Studies, La Jolla, CA 92037, USA.
Corresponding author. E-mail: montminy@salk.edu

要約 : 細胞外シグナルは、関連する転写因子(TF)のリン酸化を引き起こすことによって、特定の遺伝子プログラムの発現を調節することがよくある。リン酸化は次に、TFの細胞内局在、DNA結合親和性、あるいは転写活性を変化させることでTFを調節する。構造的なアプローチから、リン酸化がどのようにしてある種のTFをオンにしたりオフにしたりするのかが明らかになった。しかし、リン酸化がシグナル強度に依存する段階的な方法で、他の転写因子をどのように調節するのかはあまりわかっていない。Gravesらによる最近の論文で、Ets-1中の一群のリン酸化部位が、そのDNA結合活性をどのように調節するかが明らかになった。彼らの研究から、転写の段階的調節における多部位リン酸化の重要性に新しい洞察が得られ、その過程にアロステリックな機構が関与していることが浮き彫りにされる。

K. H. Gardner, M. Montminy, Can You Hear Me Now? Regulating Transcriptional Activators by Phosphorylation. Sci. STKE 2005, pe44 (2005).

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