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SLIMがSTATを調節する:サイトカインシグナル伝達の調節の特異性に関する洞察がユビキチンE3リガーゼから得られる

SLIM Trims STATs: Ubiquitin E3 Ligases Provide Insights for Specificity in the Regulation of Cytokine Signaling

Perspectives

Sci. STKE, Vol. 2005, Issue 304, pp. pe49, 4 October 2005
[DOI: 10.1126/stke.3042005pe49]

Daniela Ungureanu1 and Olli Silvennoinen1,2*

1Institute of Medical Technology, University of Tampere, 33014, Tampere, Finland.
2Department of Clinical Microbiology, Tampere University Hospital, Tampere, Finland.
Corresponding author. Telephone, 358-3-3551-7845; fax, 358-3-3551-7332;
e-mail, olli.silvennoinen@uta.fi

要約 : Janus kinase/signal transducer and activator of transcription(JAK/STAT)経路は、造血、細胞代謝、免疫反応の調節において、高度に分化した機能を果たすように進化してきた。サイトカインシグナル伝達の持続性、強度および特異性は、ユビキチン-プロテアソーム経路を含む複数の機構によって制御される。ユビキチン-プロテアソーム経路は、サイトカイン受容体および活性化されたJAKの代謝回転を調節している。ユビキチン経路の特異性は、多くの場合にリン酸化に依存して異なる標的タンパク質を認識して相互作用する様々なE3リガーゼ複合体を介して達成される。E3ユビキチンリガーゼであるSLIMの同定により、ユビキチン経路に関する興味深い新しい情報がもたらされた。SLIMは、活性化されたSTAT1およびSTAT4と特異的に相互作用し、それらのユビキチン化および分解を引き起こす。これらの発見は、高度に特異的なSTAT阻害機構としてのユビキチン化の役割に関するパラミクソウイルスから得られた証拠と共に、STAT活性化の調節における特異性決定因子としてのE3ユビキチンリガーゼの役割を浮き彫りにし、他のSTATタンパク質を標的にするさらなるE3の研究に道を開くものである。

D. Ungureanu, O. Silvennoinen, SLIM Trims STATs: Ubiquitin E3 Ligases Provide Insights for Specificity in the Regulation of Cytokine Signaling. Sci. STKE 2005, pe49 (2005).

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