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哺乳類細胞内の複数の温度計:恒温生物の細胞はなぜ温度を測る必要があるのか?

Multiple Thermometers in Mammalian Cells: Why Do Cells from Homeothermic Organisms Need to Measure Temperature?

Perspectives

Sci. STKE, Vol. 2006, Issue 328, pp. pe16, 28 March 2006
[DOI: 10.1126/stke.3282006pe16]

Michael Y. Sherman* and Vladimir L. Gabai

Department of Biochemistry, Boston University Medical School, Boston, MA 02118, USA.
Corresponding author. Telephone, 617-638-5971; fax, 617-638-5339; e-mail, Sherman@biochem.bumc.bu.edu

要約 : 哺乳類細胞は、in vivoでは遭遇するはずのない温度の熱ストレスに応答して、生存シグナル伝達経路および他の保護機構を活性化させる、あるいはアポトーシス性細胞死を誘導する。最近の研究によって、熱ショックがアポトーシスタンパク質のBaxおよびBakを直接活性化することが示されたので、ミトコンドリアのアポトーシス経路において、これらのタンパク質が細胞温度計として機能することが示唆される。今回我々は、この知見と他の熱活性化シグナル伝達経路について概説し、これらの「細胞温度計」が生理学的に無意味な温度を感知するためではなく、サイトゾルや他の細胞コンパートメントにおける異常タンパク質の普遍的な蓄積を検出するためにデザインされていると考えるモデルを提案する。

M. Y. Sherman, V. L. Gabai, Multiple Thermometers in Mammalian Cells: Why Do Cells from Homeothermic Organisms Need to Measure Temperature?. Sci. STKE 2006, pe16 (2006).

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