STAT3に触られ、動かされる

Touched and Moved by STAT3

Perspectives

Sci. STKE, Vol. 2006, Issue 343, pp. pe30, 11 July 2006
[DOI: 10.1126/stke.3432006pe30]

S. Paul Gao and Jacqueline F. Bromberg*

Department of Medicine, Memorial Sloan-Kettering Cancer Center, New York, NY 10021, USA.
*Corresponding author. E-mail, bromberj@mskcc.org

要約 : STAT3は、転写因子のsignal transducer and activator of transcription(STAT)ファミリーの一員であり、その転写活性化機能を介して細胞運動性を調節する因子であることが知られている。しかし、新たな知見から、チロシンリン酸化を受けていない細胞質に局在するSTAT3が、微小管とそのパートナーの一つであるスタスミンの相互作用を妨害することによって、細胞の遊走を仲介するという新たな役割が示唆される。STAT3とスタスミンの会合によって、微小管の重合と細胞運動が増強される。

S. P. Gao, J. F. Bromberg, Touched and Moved by STAT3. Sci. STKE 2006, pe30 (2006).

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