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多機能カリウムチャネル:一体化している電気的スイッチと酸化還元酵素

Multifunctional Potassium Channels: Electrical Switches and Redox Enzymes, All in One

Perspectives

Sci. STKE, Vol. 2006, Issue 350, pp. pe33, 29 August 2006
[DOI: 10.1126/stke.3502006pe33]

Stefan H. Heinemann1* and Toshinori Hoshi2*

1 Center for Molecular Biomedicine, Molecular and Cellular Biophysics, Friedrich Schiller University Jena, D-07747 Jena, Germany.
2 Department of Physiology, University of Pennsylvania, Philadelphia, PA 19004, USA.
* E-mail: stefan.h.heinemann@uni-jena.de; E-mail: hoshi@mail.med.upenn.edu

要約 : Kv1型K+チャネルは、電位を感知し孔を形成するαサブユニットと調節性のKvβサブユニットを含むタンパク質複合体である。Kvβサブユニットには、不活性化性でないKv1チャネルを迅速な不活性化チャネルに変えることができるアミノ末端領域を含むものもあるが、このような不活性化アミノ末端領域をもたないKvβサブユニットの機能はあまり明らかになっていない。最近の研究から、Kvβ2がNADPH(還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドリン酸)依存性酸化還元酵素として働き、その触媒活性はKv1.4-Kvβ2複合体が不活性化を受ける速度を調節できることが示されたことから、Kvβ2が細胞の代謝活性と酸化還元状態を電気的シグナル伝達と結びつける可能性があることが示唆される。

S. H. Heinemann, T. Hoshi, Multifunctional Potassium Channels: Electrical Switches and Redox Enzymes, All in One. Sci. STKE 2006, pe33 (2006).

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