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同期する:カルシウムの概日振動の一部始終

In SYNC: The Ins and Outs of Circadian Oscillations in Calcium

Perspectives

Sci. STKE, 12 June 2007 Vol. 2007, Issue 390, p. pe32
[DOI: 10.1126/stke.3902007pe32]

Takato Imaizumi1*, Julian I. Schroeder2, and Steve A. Kay1*

1Department of Biochemistry, Scripps Research Institute, La Jolla, CA 92037, USA.
2Division of Biological Sciences, Cell and Developmental Biology Section, University of California, San Diego, La Jolla, CA 92093, USA.
*Corresponding authors. E-mail, takato@scripps.edu; stevek@scripps.edu

要約 : 多様な生理現象や発生現象に関するシグナル伝達情報をコードするサイトゾルの遊離カルシウムイオン濃度([Ca2+]i)の短期的上昇が、多くの刺激によって引き起こされる。丸1日にも及ぶサイトゾルCa2+の緩やかな振動も、植物と動物の両方で発見されている。このような日周性のCa2+振動は、概日時計のシグナル伝達情報をコードする可能性があると考えられている。細胞外Ca2+感知受容体(CAS)の特性解明に重点を置いた最近の研究では、植物において日周性のCa2+振動が発生する分子機構について洞察が得られている。本稿では、植物と動物におけるサイトゾルCa2+濃度の概日振動に関する主要な発見についてまとめ、そのような振動が植物の概日時計により調節された生理機能に果たすと仮定される生物学的役割について論じる。

T. Imaizumi, J. I. Schroeder, S. A. Kay, In SYNC: The Ins and Outs of Circadian Oscillations in Calcium. Sci. STKE 2007, pe32 (2007).

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