• ホーム
  • 走化性:複数のシグナル伝達経路によって進む

走化性:複数のシグナル伝達経路によって進む

Chemotaxis: Navigating by Multiple Signaling Pathways

Perspectives

Sci. STKE, 24 July 2007 Vol. 2007, Issue 396, p. pe40
[DOI: 10.1126/stke.3962007pe40]

Peter J. M. Van Haastert* and Douwe M. Veltman

Department of Biology, University of Groningen, Kerklaan 30, 9751 NN Haren, Netherlands.
*Corresponding author. Telephone, 31-503-634-172; fax, 31-503-634-165; e-mail, P.J.M.van.haastert@rug.nl

要約 : 走化性運動の際は、ホスファチジルイノシトール3,4,5-トリスリン酸(PIP3)が真核細胞の先導端に蓄積し、そこで仮足の形成を誘導する。PIP3は、シグナル伝達分子の勾配の中を進む細胞のコンパスとなることが示唆されている。最近の観察結果からは、走化性運動はこれまでに予測されていたより複雑であることが示唆されている。すべてのPIP3シグナル伝達を完全に抑制しても影響はほとんどなく、代替的な経路が同定されている。さらに、細胞運動の方向決定においては、新たな仮足が形成される部位よりも選択的な仮足の伸展と収縮が重要である。

P. J. M. Van Haastert, D. M. Veltman, Chemotaxis: Navigating by Multiple Signaling Pathways. Sci. STKE 2007, pe40 (2007).

英文原文をご覧になりたい方はScience Signaling オリジナルサイトをご覧下さい

英語原文を見る