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ゲノム維持:p53とポリ(ADP-リボシル)化の結びつき

Genomic Maintenance: The p53 Poly(ADP-ribosyl)ation Connection

Perspectives

Sci. STKE, 4 December 2007 Vol. 2007, Issue 415, p. pe68
[DOI: 10.1126/stke.4152007pe68]

Rafael Alvarez-Gonzalez*

Department of Biomedical Sciences, University of North Texas Health Science Center, 3500 Camp Bowie Boulevard, Fort Worth, TX 76107-2699, USA.
*Contact information. E-mail, ralvarez@hsc.unt.edu

要約 : 高等真核生物のゲノムの完全性は、その複雑な構造および機能の調節と同様に、精巧に制御されている。このゲノム制御は、細胞周期進行という非常に複雑で精密な生物学的過程において、時間の関数として発生し、細胞分裂をもたらす。またこの制御は、高度に統合された複雑な分子シグナル伝達経路のネットワークによって調整され、分子シグナル伝達経路は次に核タンパク質とDNAの非常に特異的な高分子相互作用を生化学レベルで調整する。後者のうち、哺乳動物染色体の統合性の維持に関与する有名な酵素サイクルは、共有結合によるタンパク質のポリ[アデノシン二リン酸(ADP)-リボシル]化である。この翻訳後修飾の重要性は、ゲノムの2つの「守護天使」、すなわち構成タンパク質のポリ(ADP-リボース)ポリメラーゼ-1(PARP-1)と誘導タンパク質のp53が密接に協同していることや、これらのきわめて重要なシグナル伝達過程がゲノム維持に組み込まれていることによって、説明される。

R. Alvarez-Gonzalez, Genomic Maintenance: The p53 Poly(ADP-ribosyl)ation Connection. Sci. STKE 2007, pe68 (2007).

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