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細菌感染したマクロファージにより分泌されるエキソソームは炎症誘発性である

Exosomes Secreted by Bacterially Infected Macrophages Are Proinflammatory

Perspectives

Science Signaling, 12 February 2008
Vol. 1, Issue 6, p. pe8
[DOI: 10.1126/stke.16pe8]

Helen C. O’Neill1* and Ben J. C. Quah2

1School of Biochemistry and Molecular Biology, College of Science, The Australian National University, Canberra, ACT 0200, Australia;
2Division of Immunology and Genetics, John Curtin School of Medical Research, The Australian National University, Canberra, ACT 0200, Australia.
*Corresponding author. E-mail, Helen.ONeill@anu.edu.au

要約 : エキソソームは、細胞から分泌される小さな小胞である。エキソソームは、多胞エンドソームに由来し、細胞膜と融合することによって内部の小胞を細胞外環境に放出する。抗原提示細胞に由来するエキソソームは、T細胞を活性化させる一群の免疫賦活性分子を含むことから、免疫応答の伝播に重要な役割を果たす可能性が示唆される。大変興味深い発見は、細菌感染したマクロファージに由来するエキソソームが細菌外被成分を保持しており、これらの成分を用いて周囲のマクロファージと好中球を刺激し、腫瘍壊死因子-α(TNF-α)、RANTES(regulated upon activation, normal T cell-expressed and -secreted、CCL5としても知られる)ケモカイン、誘導型一酸化窒素合成酵素などの炎症誘発性メディエータを分泌することである。今回我々は、これらの研究について述べ、やはり強力な免疫調節因子である樹状細胞に由来するエキソソームに関する他の発見と関連付ける。

H. C. O’Neill, B. J. C. Quah, Exosomes Secreted by Bacterially Infected Macrophages Are Proinflammatory. Science Signaling 1, pe8 (2008).

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