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静かな暗殺者:発がん性Rasは標的遺伝子のエピジェネティックな不活性化を指令する

Silent Assassin: Oncogenic Ras Directs Epigenetic Inactivation of Target Genes

Perspectives

Sci. Signal., 1 April 2008
Vol. 1, Issue 13, p. pe14
[DOI: 10.1126/stke.113pe14]

Xiaodong Cheng*

Department of Pharmacology and Toxicology, University of Texas Medical Branch, Galveston, TX 77555-1031, USA.
*Corresponding author. E-mail, xcheng@utmb.edu

要約 : 発がん性の形質転換には、遺伝的な変化とエピジェネティックな変化が関連している。今回の研究で、発がん性Rasは、複雑で精巧なエピジェネティックなサイレンシングプログラムを用いて、相互に関連のない複数のがん抑制遺伝子の発現を、共通の経路を介して特異的に抑制することが示されている。これらの結果から、がんに関連するエピジェネティックな修飾は、特異的かつ指令的な機構によって生じる可能性があること、遺伝的変化とエピジェネティックな変化は密接に関連しており、それらが協同して腫瘍形成に寄与することが示唆される。

X. Cheng, Silent Assassin: Oncogenic Ras Directs Epigenetic Inactivation of Target Genes. Sci. Signal. 1, pe14 (2008).

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