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収縮性Ca2+は心筋細胞におけるカルシニューリン-NFATシグナル伝達および病理的肥大を制御するか

Does Contractile Ca2+ Control Calcineurin-NFAT Signaling and Pathological Hypertrophy in Cardiac Myocytes?

Perspectives

Sci. Signal., 24 June 2008
Vol. 1, Issue 25, p. pe31
[DOI: 10.1126/scisignal.125pe31]

Steven R. Houser1* and Jeffery D. Molkentin2*

1Department of Physiology, Temple University School of Medicine, 3400 North Broad Street, Philadelphia, PA 19140, USA.
2Cincinnati Children’s Hospital Medical Center, Department of Pediatrics, University of Cincinnati, 3333 Burnet Avenue, Cincinnati, OH 45229, USA.
*Corresponding authors. E-mail, srhouser@temple.edu (S.R.H.); jeff.molkentin@cchmc.org (J.D.M.)

要約 : 非収縮の細胞では、細胞内のプロテインホスファターゼであるカルシニューリンの活性化には、細胞質中の総Ca2+濃度の持続的上昇が一般的に必要であり、それによって転写因子である活性化T細胞核因子(NFAT)の脱リン酸化、核移行および遺伝子発現の誘導が引き起こされる。興奮収縮連関における高度に特殊化されたCa2+濃度の律動的周期性を考えると、収縮期の心筋細胞において、カルシニューリン-NFATによって媒介されるシグナル伝達経路などのCa2+依存性シグナル伝達経路がどのようにして調節されるのかはいまだに謎である。本稿では、カルシニューリン-NFATシグナル伝達が心筋中の収縮性Ca2+ トランジエントによって調節されるという仮説を裏付ける証拠について批評的に概説する。

S. R. Houser, J. D. Molkentin, Does Contractile Ca2+ Control Calcineurin-NFAT Signaling and Pathological Hypertrophy in Cardiac Myocytes? Sci. Signal. 1, pe31 (2008).

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