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四肢発生でソニック・ヘッジホッグが果たす2つの切り離された役割:増殖と特定化

Uncoupling the Role of Sonic Hedgehog in Limb Development: Growth and Specification

Perspectives

Sci. Signal., 1 July 2008
Vol. 1, Issue 26, p. pe34
[DOI: 10.1126/scisignal.126pe34]

Philippa Francis-West1* and Robert Hill2*

1Department of Craniofacial Development, King’s College London, Guy’s Tower, Floor 27, London Bridge, London SE1 9RT, UK.
2Medical Research Council Human Genetics Unit, Western General Hospital, Crewe Road, Edinburgh EH4 2XU, UK. *Corresponding authors. E-mail: philippa.francis-west@kcl.ac.uk (P.F.-W.); bob.hill@hgu.mrc.ac.uk (R.H.)

要約 : ソニック・ヘッジホッグ(Shh)シグナル伝達は、胚肢芽の前後パターン形成に不可欠である。ところが最近、Shhには肢芽間葉系細胞の増殖を促進し、形成される指の本数を増やすという付加的な役割もあることが、マウス(mouse)およびニワトリヒナ(chick)で確認された。驚いたことに、これらの新たなデータは、前後軸パターン形成におけるShhや極性化活性帯の役割に関してマウスで検証されてきた従来のモデルとは一致しない。すなわち、これらのデータはShh作用の機序を紐解く新たな糸口になる。四肢発生に関する我々の知見に見直しを迫るものであるとともに、指の数を減らすことになった進化上の変化について洞察を与えるものでもある。

P. Francis-West, R. Hill, Uncoupling the Role of Sonic Hedgehog in Limb Development: Growth and Specification.Sci. Signal. 1, pe34 (2008).

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