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ブレーキをかける:マクロファージ機能の多岐にわたる制御因子としてのサイクリックAMP

Putting on the Brakes: Cyclic AMP as a Multipronged Controller of Macrophage Function

Perspectives

Sci. Signal., 16 June 2009
Vol. 2, Issue 75, p. pe37
[DOI: 10.1126/scisignal.275pe37]

Marc Peters-Golden*

Division of Pulmonary and Critical Care Medicine, Department of Internal Medicine, University of Michigan Medical School, Ann Arbor, MI 48109-5642, USA.
* Corresponding author. E-mail: petersm@umich.edu

要約 : マクロファージは、種々の炎症促進性シグナル伝達プログラムを活性化することによって、組織の自然免疫応答を調整する。このようなプログラムの過剰な活性化に起因する炎症性病態を予防するために重要な機構は、特定のグアニンヌクレオチド結合タンパク質(Gタンパク質)共役受容体(GPCR)の結合による、セカンドメッセンジャー環状アデノシン一リン酸(cAMP)の生成である。マクロファージのさまざまな炎症促進機能に対するこの環状ヌクレオチドの多面的な作用は、特異的な多タンパク質複合体の集合などの多様な分子機構によって仲介される。マクロファージにおけるcAMPシグナル伝達と炎症促進性経路のクロストークをさらに解明することが、免疫調節治療法を改善するための基盤となる可能性がある。

M. Peters-Golden, Putting on the Brakes: Cyclic AMP as a Multipronged Controller of Macrophage Function. Sci. Signal. 2, pe37 (2009).

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