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T細胞の活性化:Cbl-bのタンパク分解性除去によるブレーキ解除

Activation of T Cells: Releasing the Brakes by Proteolytic Elimination of Cbl-b

Perspectives

Sci. Signal., 23 June 2009
Vol. 2, Issue 76, p. pe38
[DOI: 10.1126/scisignal.276pe38]

M. Lienhard Schmitz*

Institute of Biochemistry, Medical Faculty, Friedrichstrasse 24, Justus-Liebig-University Giessen, 35392 Giessen, Germany.
* Corresponding author. E-mail, lienhard.schmitz@biochemie.med.uni-giessen.de

要約 : Tリンパ球の活性化は、T細胞受容体からのシグナルおよびCD28などのコレセプターからのシグナルの同時伝達に依存する。コレセプターのシグナル伝達が欠損すると、アネルギーと呼ばれる無応答状態になる。アネルギーは、T細胞が自己抗原に対して応答するのを防ぐ。アネルギーの誘発を確実にする生化学的プログラムは、Cbl-b(Casitas B-lineage lymphoma)などのユビキチンE3リガーゼの合成を含む、複数の機構を用いる。これらのE3リガーゼはT細胞の好ましくない活性化を防ぐ門番として機能するので、T細胞応答を完全かつ効率的に誘発するには、我々が今理解し始めている機構によって、これらの負の調節因子を制限する必要がある。

M. L. Schmitz, Activation of T Cells: Releasing the Brakes by Proteolytic Elimination of Cbl-b. Sci. Signal. 2, pe38 (2009).

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