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栄養に高い関心を示す細胞周期

Nutrition-Minded Cell Cycle

Perspectives

Sci. Signal., 10 November 2009
Vol. 2, Issue 96, p. pe74
[DOI: 10.1126/scisignal.296pe74]

Kazuhiro Shiozaki*

Department of Microbiology, University of California, Davis, CA 95616, USA.
* Corresponding author. E-mail, kshiozaki@ucdavis.edu

要約 : 分裂酵母Schizosaccharomyces pombeは、細胞増殖と分裂周期がどのように協調しているのかを調べるための優れたモデル生物として何十年間も利用されているが、この生物学上の問いに対する答えはまだ出ていない。このモデル生物を用いた新たな研究は、ラパマイシン標的(TOR)キナーゼとストレス応答性マイトジェン活性化プロテインキナーゼ(MAPK)がひとつのシグナル伝達経路を形成し、有糸分裂開始のタイミングを低栄養条件に応じて再調整することを示している。栄養環境は、細胞周期を進行させるサイクリン依存性キナーゼ(Cdc2)の活性化に影響を及ぼすプロテインキナーゼの段階的な活性状態に変換されるようである。

K. Shiozaki, Nutrition-Minded Cell Cycle. Sci. Signal. 2, pe74 (2009).

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