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チャネルによるカルシウムの流れ:エキソサイトーシス-エンドサイトーシスの共役のための共通機構

Channeling Calcium: A Shared Mechanism for Exocytosis-Endocytosis Coupling

Perspectives

Sci. Signal., 22 December 2009
Vol. 2, Issue 102, p. pe80
[DOI: 10.1126/scisignal.2102pe80]

Steven S. Vogel*

National Institute on Alcohol Abuse and Alcoholism, National Institutes of Health, 5625 Fishers Lane, Rockville, MD 20892, USA.
* Corresponding author. E-mail, stevevog@mail.nih.gov

要約 : ほとんどの細胞では、エキソサイトーシス活性とそれを補償するエンドサイトーシス(エキソサイトーシスにより挿入された膜を特異的に回収する過程)の共役によって、その細胞表面積が維持されている。そのような共役機構は偏在するように思われるが、これら膜輸送を結びつける機構は依然としてわかっていない。近年、ショウジョウバエの神経終末においてエキソサイトーシスをエンドサイトーシスに共役させる機構が、小胞上のカルシウムチャネルのエキソサイトーシスによる細胞膜への挿入に依存することが解明された。この共役機構は、以前にウニの卵で示されたものと類似している。本稿では、これら二つの無脊椎動物系におけるエキソサイトーシスとエンドサイトーシスの共役に関与する過程の類似点と相違点を比較し、脊椎動物の共役機構もこの小胞チャネルに依存するのかどうかを推測する。

S. S. Vogel, Channeling Calcium: A Shared Mechanism for Exocytosis-Endocytosis Coupling. Sci. Signal. 2, pe80 (2009).

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