• ホーム
  • Split-Ubiquitin Membrane Yeast Two-Hybrid Systemを利用して膜貫通型タンパク質のタンパク質間相互作用を同定する

Split-Ubiquitin Membrane Yeast Two-Hybrid Systemを利用して膜貫通型タンパク質のタンパク質間相互作用を同定する

Utilizing the Split-Ubiquitin Membrane Yeast Two-Hybrid System to Identify Protein-Protein Interactions of Integral Membrane Proteins

Protocols

Sci. STKE, Vol. 2005, Issue 275, pp. pl3, 15 March 2005
[DOI: 10.1126/stke.2752005pl3]

Kavitha Iyer1, Lukas Burkle1, Daniel Auerbach2, Safia Thaminy1, Martin Dinkel1, Kim Engels1, and Igor Stagljar1*

1 Institute of Veterinary Biochemistry and Molecular Biology, University of Zurich, CH-8057 Zurich, Switzerland.
2 DUALSYSTEMS Biotech, CH-8057 Zurich, Switzerland.
*Corresponding author. Telephone, +41-1-635 54 74; fax, +41-1-635 68 40; e-mail, stagljar@vetbio.unizh.ch

要約 : 従来の酵母2ハイブリッドシステムをさまざまな改良法は、核タンパク質と細胞質タンパク質におけるタンパク質間相互作用の確認または検出に重要な役割を果たしている。これらの手法によって、新たな相互作用の相手を同定できるとともに、その機能に関するヒントが得られる。しかし、重要なシグナル伝達分子群である受容体チロシンキナーゼ、Gタンパク質共役型受容体、膜結合ホスファターゼ、輸送体などの膜タンパク質は、疎水性であるために、古典的なタンパク質相互作用検出法での研究が難しい。今回、内在性膜タンパク質の同定を可能にする遺伝子系について報告する。このいわゆる「split-ubiquitin membrane-based yeast two-hybrid assay」では、2つのうちの少なくとも1つが膜に結合した相互作用タンパク質にユビキチンを半分ずつ融合させる。これら2つのタンパク質が相互作用すると、ユビキチンの両半分が集合し、対象の膜タンパク質に融合した転写因子が切断され、放出される。遊離した転写因子は続いて核内に入り、レポーター遺伝子の転写を活性化させる。この技術を用いて、相補的DNAライブラリのスクリーニングを行い、対象となる膜タンパク質の新たな結合相手を同定する方法についても説明する。

K. Iyer, L. Burkle, D. Auerbach, S. Thaminy, M. Dinkel, K. Engels, I. Stagljar, Utilizing the Split-Ubiquitin Membrane Yeast Two-Hybrid System to Identify Protein-Protein Interactions of Integral Membrane Proteins. Sci. STKE 2005, pl3 (2005).

英文原文をご覧になりたい方はScience Signaling オリジナルサイトをご覧下さい

英語原文を見る