リン酸化反応の図譜

An Atlas of Phosphorylation

Research Article

Sci. Signal., 2 September 2008
Vol. 1, Issue 35, p. ra2
[DOI: 10.1126/scisignal.1159433]

要約 : NetPhorest(http://netphorest.info/)は、リン酸化部位に結合する179種類のキナーゼおよび104個のドメイン(SH2、PTB、BRCT、WW、および14-3-3)に関して、それらの配列特異性を調べたin vivoおよびin vitroの実験により得られたデータを体系化するために、系統樹を活用した共同情報源である。結果として得られた直線状モチーフの図譜から、発がん性キナーゼはそれに対応する非発がん性キナーゼに比べて標的配列に対する特異性が低い傾向にあること、任意のキナーゼの自己リン酸化部位は同キナーゼの他の基質に比べて可変性が大きい傾向にあること、および基質特異性がまだ維持されている場合でも、キナーゼドメインと共役相互作用するドメインの関与によってリン酸化部位の特異性が低いままであるかもしれないことが明らかになった。

M. L. Miller, L. J. Jensen, F. Diella, C. Jorgensen, M. Tinti, L. Li, M. Hsiung, S. A. Parker, J. Bordeaux, T. Sicheritz-Ponten, M. Olhovsky, A. Pasculescu, J. Alexander, S. Knapp, N. Blom, P. Bork, S. Li, G. Cesareni, T. Pawson, B. E. Turk, M. B. Yaffe, S. Brunak, R. Linding, Linear Motif Atlas for Phosphorylation-Dependent Signaling. Sci. Signal. 1, ra2 (2008).

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