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細胞内でのヘテロ三量体Gタンパク質の解離

Dissociation of Heterotrimeric G Proteins in Cells

Reviews

Sci. Signal., 24 June 2008
[DOI: 10.1126/scisignal.125re5]

Nevin A. Lambert*

Department of Pharmacology and Toxicology, Medical College of Georgia, Augusta, GA 30912-2300, USA.
*Corresponding author. E-mail: nlambert@mcg.edu

要約 : ヘテロ三量体Gタンパク質は溶液中で活性化されたると、GαとGβγのサブユニット成分に解離する。細胞内でもこのようなサブユニットの解離が起きるのかどうかは、最近までわかっていなかった。生細胞中でGタンパク質活性化を検討する光学的手法が開発されたことにより、細胞膜でのヘテロ三量体の解離を証明することが可能となった。しかし、サブユニットの解離は完全というには程遠く、また、定常状態では多くの活性(グアノシン三リン酸(GTP)結合)型ヘテロ三量体は解離していなかった。このように、解離は予想外に生じにくかったことから、Gタンパク質サイクルのモデル中にGTP結合へテロ三量体状態を含める必要性が示され、またサブユニット解離とエフェクターの活性化との関連性があらためて注目されることとなった。

N. A. Lambert, Dissociation of Heterotrimeric G Proteins in Cells. Sci. Signal. 1, re5 (2008).

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