• ホーム
  • オーキシンを介する遺伝子発現のTIR1経路モデル

オーキシンを介する遺伝子発現のTIR1経路モデル

Model of the TIR1 Pathway for Auxin-Mediated Gene Expression

Teaching Resource

Sci. STKE, Vol. 2006, Issue 322, pp. tr1, 14 February 2006
[DOI: 10.1126/stke.3222006tr1]

Marta Laskowski*

Biology Department, Oberlin College, Oberlin, OH 44074, USA.
*Contact information. E-mail, mlaskows@oberlin.edu

要約 : オーキシンは多くの植物の応答を仲介し、それらの応答の中には転写調節が必要なことが示されているものもある。転写抑制の緩和に依存するあるオーキシン応答経路には、TIR1(輸送阻害剤応答タンパク質1)が関与している。TIR1はオーキシン受容体であり、SCF型ユビキチンリガーゼのサブユニットでもある。核内のオーキシンが低濃度の場合には、転写抑制因子のAux/IAAファミリーのメンバーはARFタンパク質に結合して、特定のオーキシン応答遺伝子の転写を阻害する。核内オーキシン濃度の上昇によってオーキシンのTIR1への結合が促進され、その結果、Aux/IAAタンパク質がTIR1と会合してプロテアソームを介する経路によって分解される。これにより、核内のAux/IAAタンパク質濃度が低下し、特定のオーキシン応答遺伝子の発現が可能になる。

M. Laskowski, Model of the TIR1 Pathway for Auxin-Mediated Gene Expression. Sci. STKE 2006, tr1 (2006).

英文原文をご覧になりたい方はScience Signaling オリジナルサイトをご覧下さい

英語原文を見る