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哺乳動物細胞シグナル伝達経路の定量モデル

Quantitative Models of Mammalian Cell Signaling Pathways

Teaching Resource

Sci. Signal., 19 February 2008
[DOI: 10.1126/scisignal.17tr1]

Ravi Iyengar*

Department of Pharmacology and Systems Therapeutics, Mount Sinai School of Medicine, New York, NY 10029, USA.
*Contact information. E-mail, ravi.iyengar@mssm.edu

要約 : このteaching resourceでは、哺乳動物のシグナル伝達経路の数学的モデル化を対象とした講座の講義ノートとスライドを提供する。この講義は、「細胞内シグナル伝達系:大学院生向け講座」の一環で、定量モデル化に焦点を当てたものであった。今回の講義では、種々の数学的表現をさまざまなシグナル伝達系に適用して、シグナル伝達系が細胞挙動を制御する仕組みを理解する方法について説明する。双安定スイッチに関する、通常の微分方程式によるモデルの作成と、モデルから得られる予測について述べる。モデルを実験によって検証する方法、さらにモデルの詳細や結果として得られた予測挙動が実験で確認されなかった場合の修正方法を解説して、講義を締めくくる。

R. Iyengar, Quantitative Models of Mammalian Cell Signaling Pathways. Sci. Signal. 1, tr1 (2008).

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