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記事ID : 42988
研究用

多検体の遺伝子発現解析に最適 QuantSeq-Pool Expression Profiling Kit

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QuantSeq-Pool Sample-Barcoded 3' mRNA-Seq Library Prep Kit は、大規模スクリーニングのような多検体の遺伝子発現解析に最適です。バーコードを付加し、早い段階でサンプルをプールすることで、最大36,864 サンプルのマルチプレックス解析が可能です。

特長

  • 大規模スクリーニングのような多検体の遺伝子発現解析におすすめ
  • 最大36,864 サンプルまでマルチプレックス解析可能
  • ライブラリ調製やQCに要する時間を短縮可能(所要時間は従来のmRNA-Seq の1/4)
  • Unique Molecular Identifiers(UMIs)を利用し増幅バイアスを確認可能
  • データ解析がシンプル;マップされたリードをカウントすることで遺伝子発現を算出
  • 自動化しやすいプロトコール

ワークフロー

QuantSeq-Pool では、QuantSeq FWD の技術を基に、1転写産物あたり1 つの断片を3' 末端側から生成します。最初の逆転写ステップで、Read 1 リンカー(青色)、増幅バイアス確認用のバーコード(UMIs、赤色)、およびi1 サンプルバーコード(水色)が付加されます。逆転写反応後、最大96 サンプルをプールします。以降の反応はプールしたサンプルを1 サンプルとして処理しますので、時間や労力、消耗品コストを節約できます。オプションとして、PCR ステップで最大384 種類のUnique Dual Indices(UDIs)を使用することで、最大36,864 サンプルをマルチプレックス解析することも可能です。

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図1. QuantSeq-Pool ライブラリ調製のワークフロー

パフォーマンス

ハイスループットスクリーニングでは、安定した、信頼性の高い遺伝子発現解析法が必要です。QuantSeq-Pool で調製したライブラリでは、サンプルあたり100 Kから1 Mリードと非常に深度が低い場合でも、7,500 から9,000 種類の高発現遺伝子を検出可能です。

QuantSeq-Pool で時間・消耗品コストを節約

QuantSeq-Pool は、96サンプルのRNA から5.5時間以内でライブラリ調製可能です。最初のステップでサンプルにバーコードを付加し、その後、最大96 サンプルをプールし1サンプルとします。そのため、シークエンスランする前の品質管理(QC)や定量を省くことができ、時間や消耗品コストを節約できます。

QuantSeq-Pool vs QuantSeq

QuantSeq-Poolは、従来のQuantSeq法の利点と早い段階でのサンプルプールによる利点を組み合わせた手法です。サンプルタイプやアプリケーションによって、QuantSeqまたはQuantSeq-Poolをお選びいただけます。

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図2. QuantSeq ライブラリ調製キット選択ガイド(QuantSeq-Pool vs QuantSeq)

QuantSeq-Pool Expression Profiling Kit

品名 メーカー 品番 包装 希望販売価格
QuantSeq-Pool Sample-Barcoded 3' mRNA-Seq Library Prep Kit for Illumina詳細データ LEX 139.96 96 PREP.
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商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。

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